もくじ
混雑状況、駐車場、チケット購入等
開催2日目の日曜日。
三連休の中日にあいにくの天候が重なり、いつもの博物館より賑わっていました。
13時ごろ到着すると、博文館前の駐車場は満車で行列が…すぐには入れません。
停められなかった場合は、徒歩15分の明石公園の駐車場がリーズナブル。1時間200円、最大料金は平日600円、土日祝800円です。
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入り口はいってすぐが、チケット売り場。
大人800円、大学生、高校生は600円、中学生以下は無料です。ありがたい!
大人もコープやJAF、タイムズの会員カード等を見せれば、割引サービスがありますよ。
チケット購入の待ち時間はほとんどありません。
ところどころ混み合っているところはありますが、館内は基本的にスムーズに見られました。
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館内は飲食できるスペースがないので、先に水分補給をすませておくのがオススメ。
ロビーがお土産コーナーになっています。
順路はお土産コーナーを抜けて右手からスタートです!
展覧会レポート、感想
第一展示室ー恐竜が現れる前の生き物達ー
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会場は1階と2階の2ヶ所に分かれています。1階の展示室では、「生命の誕生」から「陸地への進出」までの時代をあつかっています。
写真撮影もOKです。※フラッシュは禁止※
入り口はとりあえず恐竜さんがおでむかえ。でもこの中には恐竜はいません。笑
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恐竜の右側からスタートです!
最初気づかなくて逆走してしまいました…
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「生命誕生は隕石の衝突がきっかけ」という説を軸に、展示品がならんでいます。ちょっと子どもには難しいテーマですが、近ごろ小惑星探査機はやぶさ2が生命の起源を探るべく活躍中など、ホットな話題でもありますね!
というわけで、隕石からスタート!
触れる展示品です。厳密には隕鉄だそうで、とても重たいです。
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こちらはちょっと珍しい?深海の熱水噴出孔です。熱水噴出孔付近で、最初の生命が誕生したとか。
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パネルは漢字が多いですが、カラーで写真もあるので子どもも興味をもってくれました。
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ちょっと難しかったかな〜と心配でしたが、次のコーナーは子ども大好きカンブリア大爆発です。
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Eテレで放送中「ピカイア!」で予習ばっちり。アノマロカリスを熱く語る2人。
三葉虫を中心に、古生代の生き物の化石が多数展示されています。
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見たことのない形をしたものも!
続いて「陸地への進出」
植物の化石、昆虫の化石と続きます。
子ども達はあまり関心がなかったか、スルーしてシーラカンスの模型の方へ。
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想像より大きくて怖かったのか、微妙な顔をした次男。
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甲冑魚の復元模型。
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水棲爬虫類の化石。小さなワニのように見えます。
この展示室の最後を飾るのはオウムガイとアンモナイト。てっきりアンモナイトの子孫がオウムガイかと思っていたらちがうようです。同時代に生きたライバルだとか。今も生き残っているオウムガイすごい!
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展示室を出たところにもアンモナイトの化石がありました。こちらはさわれます!
浮き輪ぐらいあります。大きい!
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茶色い部分だけツルツル。
2階ギャラリー ー恐竜オールスターズー
後半の展示室は2階のギャラリーです!
ロビーの階段をあがります。
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階段をのぼって左へ向かうと…
なにやら巨大な恐竜のおしりが見えています!
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入り口で迎えてくれるのは、化石にさわってみようコーナー。まずは糞の化石。
この前はきたなーい!と大騒ぎしてたのに、ガシガシ触ります。笑
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続いてブラキオサウルスの大腿骨。いかにも骨らしいかたち。
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「ママー!ここに穴があいてる!」ほんとだ。骨髄のあと?
手を突っ込むのは怖いから嫌だそうです。笑
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広々としたギャラリーには、たくさんの恐竜が!このひと部屋で恐竜の繁栄から絶滅までカバーしているようです。
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順路は反時計回り。
一階の展示室につづき、年代順に進みます。
最初にでむかえてくれるのが、最古の獣脚類ヘレラサウルス。
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ところどころにフォトスポットが用意されています!
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ヘレラサウルスにかじられたゴッコをする長男。
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布にプリントされていますが、ちょっと立体感があるように見える不思議…なでているような写真が撮れました。
ここからメジャーな恐竜が目白押しです!さらに、恐竜も巨大化してきて迫力があります。
子ども達は大喜びでどんどん進んでいきます。
まずはジュラ紀の王様アロサウルス !
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きれいだなぁ…
ステゴサウルスの背板と、カマラサウルスの頭骨。
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スプーン状と表現される歯が、ちょっと気持ち悪い。
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まるで石橋のような尾てい骨。
スネ夫に似てる!と言われてしまったのはディプロドクス。たしかに。笑
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頭は小さいですが、全長20メートルを超える竜脚類です。
海と空の生き物もいます!
イルカに似た魚竜、イクチオサウルス。
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ヒレがよく見えます。
大迫力なのは空中に展示された全身骨格!
翼竜アンハングエラ。初めて聞きました。
翼長4メートルはあるでしょうか?
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顔はワニみたい。こういう翼竜、ジュラシックワールドに出てきたなぁ。
ここから白亜紀!
個性豊かな人気者たちの頭の骨がずらりとならびます。
「ママ!アンキロサウルス!!あ、パキケファロサウルスもいる!!」と子ども達のテンションもさらにアップ!
ゾイドワイルドのアンキロックスがお気に入りの次男は、もちろんアンキロサウルスも大好き。
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「ちゃんと目の上が三角にとがってる!」と嬉々としておしえてくれました。
特徴的な頭のパキケファロサウルス。
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頭もさることながら、トゲトゲがたくさんあってユニークです。
プロトケラトプスはお面のようでかわいらしい。
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小さく見えますが、これで大人サイズ。
そして今回の主役はトリケラトプス!
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手足がぶっとくて重厚です!
手前にドロマエオサウルスとベロキラプトルが共演しています。うーん、勝ち目のなさそうなサイズ感。笑
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ジュラシックパークシリーズのベロキラプトルは、実はデイノニクスがモデルだそうで、実際のベロキラプトルはかなり小柄です。
知ってはいたけど、本当に小さいなぁ。これならうちで飼えそうな気がする。笑
肉食恐竜も豪華な顔ぶれです。
定番ティラノサウルス!さすがの風格。
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アロサウルスと比べるとふたまわり頭が大きいですね。下顎の厚みもかなりあります!
目の前でじっくり見られますよ。
そして、ティラノサウルスのライバル?
スピノサウルスも!
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歯が細くするどいですね!想像よりもちょっと華奢かな?頭の骨だけ見ると、ティラノサウルスのパワーに軍配が上がりそう。
そして恐竜時代の終焉を象徴するのが、デスポーズのタルボサウルス。海老反りになっています。
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特徴である小さな前足がよく見えます。
恐竜の時代が終わりを迎え、展示もいよいよおしまい。トリを飾るのはトリです。笑
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恐竜の直系の子孫であり、恐竜といれかわりで生態系の頂点に立った恐鳥類、ディアトリマ。体高2メートル、体重200キロ。台にのっているため威圧感が増します。
大きなくちばしがいかにも鳥らしいですが、他の部分は恐竜そっくりです。
恐竜は絶滅したけど、鳥類として生き続けている…というロマンのある締めくくりでした。
展示以外のお楽しみ
展示はここでおしまいです!
でもまだ一階にもどって、お楽しみが…
スタンプ、ぬりえ
ちびっ子に嬉しいスタンプコーナー!
7種類もあります。今回特別にデザインしたオリジナルスタンプだそうです。ゆるかわいい。
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それからぬり絵コーナーもあります!
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ぬり絵は全4種類。明石海峡ではねるシーラカンスがとてもシュール…
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1年生の次男はがっちりハートをつかまれていましたが、3年生長男はもうスタンプやぬり絵は卒業してしまったようで…
休憩コーナー
休憩コーナーでコマ回しを楽しみます。
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ぬり絵コーナーの右奥に、ちょっとしたスペースがあり、
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絵本や、
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昔ながらのおもちゃが置いてあります。
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子どもにけん玉やメンコを披露するパパを多数見かけました。
ベンチでうっかり水分補給してしまいそうですが、飲食禁止なのでお気をつけて。
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飲食は受付横ベンチまで戻りましょう。
さらに常設展ではアカシゾウも見られます。キバが長い!大昔の明石で象が暮らしていたなんて、不思議な感じがしますね。
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せっかく来館したので、こちらもぜひ。
お土産コーナー
お土産は、お弁当にぴったりの恐竜型の海苔から…
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書籍、ペーパークラフト、
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レアなぬいぐるみまで笑
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色々そろっています!
ガチャガチャや、恐竜プリクラもありました。
まとめ
・生命誕生から恐竜までの流れをカバー
・メジャーな恐竜の頭骨が勢ぞろい
・無料のお楽しみも充実
子ども達の感想は
9歳長男「カンブリアと恐竜、両方見られてよかった。」
7歳次男「アンキロサウルスとパキケファロサウルスがいて嬉しかった!」
だそうです!
恐竜の展示は多々あるのですが、今回の展示ではスルーされがちな恐竜以前の生き物までカバーされているのが、長男のツボだったようです。
一転して二階ギャラリーでは、ずらりと有名な恐竜の頭骨がそろっていたので、あまり詳しくなくても楽しめました。
夏休みの自由研究に、恐竜の頭の骨の比較や、歯の特徴の比較をしても、面白いかもしれません!いずれも個性的で、すぐ目の前に展示され、わかりやすかったです。
さらに展示以外のイベントはいずれも無料。
ぬりえもスタンプも、昔の遊びコーナーも、子ども達が喜ぶようにと工夫して準備してくださったのが感じられました。
市立の施設のいいところですね。親としてはとても有り難いです。
明石市立文化博物館の夏季特別展「恐竜ワールド〜生物進化の大冒険〜」は、子どもは楽しく、大人にも興味深い、すてきな展示会でした!
親子ですごす夏休みのイベントとして、ぜひ足を運んでみてください!