恐竜

クリオロフォサウルスの体長や体重などの大きさは?学名の意味や特徴についても解説!

今回はクリオロフォサウルスの体長や体重などの大きさと、学名の意味や特徴について解説していくね!

クリオロフォサウルスの体長は6〜8メートル、体重は400〜600キログラム。

学名の意味は「凍ったトサカのトカゲ」という意味なんだよ。

詳しくは本文で解説していくね!

クリオロフォサウルスの体長や体重などの大きさは?

クリオロフォサウルスの大きさ、他の恐竜と比べた感じや、実際にどこに行ったら全身骨格を見られるのかを紹介するよ!

体長6〜8メートル、体重400〜600キログラム

クリオロフォサウルスは体長6〜8メートル、体重400〜600キログラムの肉食恐竜だよ。

皆がよく知ってるティラノサウルスが体長約15メートルだから、結構小柄なことがわかるね。

でもクリオロフォサウルスは見つかった骨が完全に成熟していなかったことから、恐らくもう少し大きい恐竜だったと考えられているよ!

福岡県のいのちのたび博物館に展示してある

クリオロフォサウルスは福岡県のいのちのたび博物館で常設展示しているよ。

他の恐竜の全身骨格もたくさん展示されているから、実際の大きさを見るだけでなく色んな恐竜との大きさも比較して見ることができるんだ。

この博物館以外でも、まれに期間限定の恐竜イベント等で展示されることがあるよ!

りゅういち
りゅういち
日本国内なら見に行けるチャンスはあるね!

クリオロフォサウルスの学名の意味について

次にクリオロフォサウルスの学名の意味について解説していくね!

学名の意味は「凍ったトサカのトカゲ」

恐竜にはよく見つかった場所の名前が付けられているけれど、クリオロフォサウルスもそれに少し似ているんだ。

南極大陸で見つかり頭部にトサカがあったことが由来

クリオロフォサウルスが見つかったのは南極大陸なんだよ。

そんな寒い場所で生活していたこと、そして頭部にトサカがあることから「凍ったトサカのトカゲ」という意味の名前がついたんだ。

クリオロフォサウルスの特徴について

次はクリオロフォサウルスの体の特徴や詳しい生態について説明していくね!

ジュラ紀に生息した獣脚類

クリオロフォサウルスはジュラ紀前期に栄えていたんだ。

原始的な恐竜の特徴に加え、進化した恐竜の特徴も併せ持っていた為分類が難しかったんだけれど、恐らくディロフォサウルスに近い獣脚類ではないかと考えられているよ。

獣脚類の恐竜としては中型だけれど、ジュラ紀前期では最大級の肉食恐竜だったんだ。

珍しいトサカに4本の指をもっていた

頭にトサカのある恐竜は数多くいるけれど、そのトサカはディロフォサウルスやランベオサウルスのように縦向きが一般的。

でもクリオロフォサウルスは小ぶりなトサカが横向きに生えていたんだって!

小さくて薄いトサカだったから壊れやすく、おそらくオスがメスにアピールするために用いていたのでは?と考えられているよ。

パパ
パパ
現代の生き物でもニワトリのように縦向きのトサカは見られるけど、横向きのトサカってあまり見ないよね。

それに加えて肉食恐竜としては珍しく指が4本あったんだ。

ティラノサウルスが2本、スピノサウルスが3本の指だったことを考えると多いよね。

南極大陸に生息していた肉食恐竜

クリオロフォサウルスは南極で見つかった恐竜の中で一番初めに名前がついたんだよ。

今は凍えるほど寒い南極大陸もこの頃はもっと北に位置していたから温暖で森林も広がっていたんだ。

そこで生活していたグラシャリサウルスなどの草食恐竜を食べていたと考えられているよ。

クリオロフォサウルスの化石は標高4000メートルの高地でマイナス30度を超す寒い場所で見つかったから、研究者たちは発掘にとても苦労したんだって。

りゅうじ
りゅうじ
南極にも恐竜が生きていたなんてびっくりだね!
ママ
ママ
今の南極だと化石は氷漬け状態だったでしょうし、発掘をする人たちも命がけね。

まとめ:クリオロフォサウルスは南極で見つかった珍しいトサカの持ち主

以上が今回紹介したクリオロフォサウルスの生態についてだよ。

恐竜によって様々な特徴を持っていてとても面白いね。

まとめ
  • 体長6〜8メートル、体重400〜600キログラム
  • ジュラ紀前期では最大級だけど獣脚類としては中型の肉食恐竜
  • 成体になるともっと大きかった可能性もアリ
  • 学名の意味は「凍ったトサカのトカゲ」
  • 珍しい横向きのトサカを頭部にもつ
  • 南極大陸でみつかった恐竜