今回はサウロロフスの体長や体重などの大きさと、学名の意味や特徴について詳しく解説していくね!
サウロロフスの体長は10〜12メートル、体重は2トン。
学名の意味は頭の特徴的なとさかから「とさかのあるトカゲ」なんだよ!
白亜紀後期のカナダ、モンゴルで生息していた二本足で走ることが出来た草食恐竜なんだ!
詳しくは本文で解説していくね!
もくじ
サウロロフスの体長や体重などの大きさは?
まずはサウロロフスの体長や体重などの大きさについて解説するね。
体長は10〜12メートル、体重は2トン
体長は約10メートルから12メートルだよ。体重は約2トンだったと考えられているんだ。
体長は観光バスと同じサイズ
体長は観光バスとだいたい同じサイズだから、とても大きいことが分かるね。仲間の中でも大型の恐竜なんだ!
その大きさから肉食恐竜に襲われにくかった、と研究者たちの間で言われているんだよ。
サウロロフスの学名の意味について
次に学名の意味について解説していくね!
学名の意味は「とさかのあるトカゲ」
学名はサウロロフス(Saurolophus)だよ。
その意味は「とさかのあるトカゲ」なんだ。
特徴的なトサカが名前の由来
学名の通り、頭部に長いとさかがあるよね。目の上から頭の後ろにかけて伸びているんだ。
サウロロフスは鳥脚類のハドロサウルス科に属しているんだよ。
ハドロサウルスには頭のトサカはないけれど、身体と顔はよく似ているように感じるよね?特に口元が似ているんだ。
とさかは他の恐竜と仲間を見分けるためのもの
とさかをもつ多くの恐竜は、中身が空洞なんだ。それとは反対にサウロロフスのとさかの中身は骨がぎっしりと詰まっていたよ。
このとさかは他の恐竜と仲間を見分けるためのものだったという説が有力なんだ!
サウロロフスの生態について
今から約7000万年前の白亜紀後期のカナダ、モンゴルに生息していた草食の鳥脚類だよ。
二本足で走ることができた
サウロロフスの化石の多くはモンゴルのゴビ砂漠で発見されているんだ。
乾燥した地域だから、保存状態の良いものが多いんだよ。珍しい皮膚の化石も見つかっているんだ!
足跡の化石も発見されていて、その足跡からサウロロフスは二本足で走ることができた、と判明しているんだ!
前足の指が蹄になっていたことから、普段は四足歩行で走る時だけ二足歩行だったのではないか、と考えられているよ。
群れで生活していた
サウロロフスは他のハドロサウルス科の多くの恐竜と同じように群れを作って生活していたと考えられているよ。
群れで生活することによって見張り役が多くなり、肉食恐竜が襲ってこないように群れを守っていたんだね。
植物をすり潰して食べていた
サウロロフスの歯はデンタルバッテリー構造になっていたよ。おろし金のように細かく、次々と生え変わる歯のことだよ。
この歯のおかげで固い植物も食べることができ、食べ物には困らない生活をしていたと推測できるね。
まとめ:サウロロフスの体長は約11メートル、体重は約2トンの「とさかのあるトカゲ」
ここまでサウロロフスについて解説してきたよ!
仲間の中でも大型の草食鳥脚類ということが分かったね!
- 体長は10〜12メートル、体重は2トン
- 学名の意味は「とさかのあるトカゲ」
- とさかの中身は骨が詰まっていた
- 二本足で走ることができた
- 群れで生活していた
- デンタルバッテリー構造の歯を持っていた