今回はサウロポセイドンの体長や体重などの大きさや学名の意味、そして特徴について説明していくね!
サウロポセイドンは体長約27~35メートル、体重約50~65トンと推測されている白亜紀前期のアメリカに生息していた竜脚類だよ。
首の長さが約12メートルで、首を高く上げるとその高さ17メートルにもなった可能性がある。
首の骨の大きさが竜脚類の中でも最大で、なんと1つ1.4メートルもあるんだって!
詳しくは本文で解説していくね。
もくじ
サウロポセイドンの体長や体重などの大きさは?
まずはサウロポセイドンの体長や体重などの大きさについて解説していくね!
サウロポセイドンは北半球最大級の竜脚類なんだよ。
体長約27~35メートル、体重約50~65トンと推定
サウロポセイドンの大きさは体長約27~35メートル、体重約50~65トン、首の長さ約12メートルと推測されているよ。
北半球は南半球に比べて最大級と言える竜脚類があまり見つかっていないので、貴重な発見なんだって。
首を高く上げると17メートルに及ぶ!?
サウロポセイドンが一体どれほど首を高く持ち上げられたかはまだ不確かなんだけど、恐らく17メートルくらいまで上げられたのではないかと言われているんだ。
首の骨が竜脚類の中でも最大級
サウロポセイドンの化石は最初一部の首の骨だけしか見つからなかったんだけど、それが大きいもので1.4メートルもあるんだ!
この首の骨の大きさからおおよその体長を割り出しているそうだよ。
もしも首の骨がすべて見つかったら、アジア最大級で首がすごく長いことが特徴のマメンチサウルスよりも首が長かったかもしれないんだ。
サウロポセイドンの学名の意味について
次にサウルポセイドンの学名の意味について解説していくね!
正式な学名は「サウロポセイドン・プロテレス」
サウロポセイドンの正式な学名は「サウロポセイドン・プロテレス」というんだ。
学名の意味は「終局前に完全となったトカゲのポセイドン」
サウロポセイドン・プロテレスの属名「サウロポセイドン」の意味は「トカゲのポセイドン」、種小名「プロテレス」の意味は「終局前に完全となった」という意味なんだ。
ポセイドンというのはギリシャ神話に出てくる海と地震の神様のことだよ。
サウロポセイドンがそれだけ巨大で恐れ多い存在だと思われたんだろうね。
白亜紀前期のアメリカに生息していた
サウロポセイドンの化石が初めて見つかったのは1994年、アメリカのオクラホマ州にある刑務所の敷地内だったんだ。
見つけたのは警察犬の訓練士だそうだよ。
サウロポセイドンの特徴について
最後にサウロポセイドンの生態や特徴について説明するよ。
ブラキオサウルス類ではなくティタノサウルス形類の種類
サウロポセイドンはブラキオサウルス類だと考えられていたんだけど、最近では中国に生息していたエウヘロプスに近縁なティタノサウルス形類だと考えられているんだ。
植物食恐竜だが成体になる前は雑食の可能性も!?
サウロポセイドンは他の竜脚類同様植物食恐竜だけど、成体になる前にある大量の栄養を必要とする成長期においては雑食だった可能性もあるんだって。
アクロカントサウルスに追われていた形跡がある
これほどまでに大きいサウロポセイドンは簡単には肉食恐竜にやられはしないと思われているけれど、怪我や病気などで体が弱っていたら食べられていたかもしれない。
実際にサウロポセイドンを追うアクロカントサウルスの足跡の化石が見つかっているんだ。
更にアクロカントサウルスに襲われたのか、サウロポセイドンの足跡の化石にはいびつなものも見られるそうだよ。
まとめ:サウロポセイドンは体長27~35メートル、体重50~65トンの「トカゲのポセイドン」
以上がサウロポセイドンの大きさや学名の意味、そして特徴についての解説だよ。
サウロポセイドンの1.4メートルにも及ぶ首の骨と自分や家族の背丈を比べてみると、その大きさに改めてビックリすると思うよ!
- サウロポセイドンは白亜紀前期のアメリカに生息していた植物食恐竜
- 体長約27~35メートル、体重約50~65トン、首の長さ約12メートルと推定
- 属名「サウロポセイドン」の意味は「トカゲのポセイドン」、種小名「プロテレス」は「終局前に完全となった」という意味
- 首の骨1つが竜脚類最大の1.4メートルで、首を高く上げるとその高さ17メートルになる可能性も
- ティタノサウルス形類に分類され、成体になる前の一時期は雑食だったかもしれない