今回はヘレラサウルスの体長や体重などの大きさと、学名の意味や特徴について詳しく解説していくね!
ヘレラサウルスの体長は3〜4メートル、体重は250〜300キロ。
学名の意味は「ヘレラのトカゲ」だよ。最も原始的な獣脚類と言われているよ。
詳しくは本文で解説していくね!
もくじ
ヘレラサウルスの体長や体重などの大きさは?
まずはヘレラサウルスの体長や体重などの大きさについて説明していくね。
体長は3〜4メートル、体重は250キロ〜300キロ
体長は約3〜4メートル、体重は約250〜300キロなんだよ。
現役力士だったころの小錦は285キロだからヘレラサウルスと同じくらいの重さだね!
小柄だがヘレラサウルスの生きていた時代では大きい部類
ヘレラサウルスの骨は中が空洞になっていて、さらに薄くて軽いんだ。そのため、身軽な身体で素早く行動できたと考えられているよ!
3メートルという体長は、獣脚類で有名なアロサウルスやティラノサウルスと比べると、とても小さく感じるよね。
けれど、ヘレラサウルスが生きていた三畳紀では大きい部類だったんだよ。
ヘレラサウルスの学名の意味について
次に学名の意味について解説していくね!
学名の意味は「ヘレラのトカゲ」
学名はヘレラサウルス(Herrerasaurus)だよ。
その意味は化石の発見者の名前をとって「ヘレラのトカゲ」なんだ!
地元の農夫ヘレラが化石を発見した
1950年代アルゼンチンのアンデス山脈にて、地元の農夫のビクトリノ・ヘレラと言う人物が初めて化石を発見したんだ。
しかしそれまでに見つかってきた獣脚類の化石とは違っているところが多くて研究に時間がかかったんだ。
正式に恐竜の化石として認められるまでになんと30年もの月日がかかったんだよ。
この発見地であるアンデス山脈はその後も多くの化石が発見されているよ。
ヘレラサウルスの特徴について
次はヘレラサウルスの特徴や生態について解説していくね。
今から2億3000万年前の三畳紀後期のアルゼンチンに生息していた獣脚類だよ。
原始的な獣脚類と言われている
最も原始的な獣脚類として有名なんだ。
しかし研究者によっては、獣脚類と竜脚形類が分かれる前の原始的な竜盤類ではないか、と言う人もいるんだ。
それほどまでに獣脚類らしくない骨格をしているんだ。
後の獣脚類と違って前足も後ろ足も5本の指がついていたんだよ。
ヘレラサウルスの食生活について
ヘレラサウルスは肉食であったと考えられているよ。
ほぼ完全な状態で見つかった化石の胃袋から、他の恐竜の子供の化石が見つかったんだ。
このことから小型の恐竜や、小動物、昆虫を食べていたと推測されているよ。
そしてまだはっきりとは分かっていないんだけど、唾液に毒が含まれていた可能性があるんだ!
まとめ:ヘレラサウルスの体長は約3メートル、体重は約250キロの「ヘレラのトカゲ」
ここまでヘレラサウルスについて解説してきたよ!
まだまだ判明していることが少ない恐竜だったよね。これからもっと分かることが増えていけばいいね!
- 体長は3〜4メートル、体重は250〜300キロ
- 小柄だが三畳紀では大きい部類
- 学名の意味は「ヘレラのトカゲ」
- アルゼンチンの農夫であるヘレラが発見した
- 原始的な獣脚類と言われている