今回はモササウルスの体長や体重などの大きさと、学名の意味や特徴について詳しく解説してくね!
モササウルスの大きさは個体差があって、体長は13〜18メートル、体重は20〜40トンくらいだったと言われているんだ!
学名の意味は「マース川のトカゲ」。フランス北東部からオランダへ流れるマース川の近くで発見されたことに由来しているんだよ。
そしてモササウルスの大きな特徴は、
- 地上から海中へと生息域を変えた
- 赤ちゃんをお腹で育てる「胎生」
- 獲物を捕らえるのに役立った大きな口
- 獲物の視覚から近づく高い知能
詳しくは本文で解説してるから、ぜひ読んでみてね!
もくじ
モササウルスの体長や体重などの大きさは?
モササウルスは白亜紀後期の海で栄えた最大級のモササウルス科の生き物なんだ。
同じモササウルス科で巨大な体を持つティロサウルスよりも少し大きかったと考えられているよ。
モササウルスの詳しい大きさは?シロナガスクジラと比較!
モササウルスの体長は個体差があるようで、小さいものだと13メートル前後、大きいもの
だと18メートル近くあったみたいだよ。
体重は20〜40トンくらいあったのでは?と推測されているよ。
とっても巨大な生き物だということが分かるけど、実は現代に生息するシロナガスクジラの方が巨大なんだよ!
シロナガスクジラは体長30メートル前後、体重150トン以上とまさに桁違い!とはいえシロナガスクジラはプランクトンを食べる生き物。
モササウルスはサメなどを食べる肉食の生き物、獰猛さを考えるとモササウルスの方が危険だっただろうね。
モササウルスの学名の意味について
モササウルスはよく耳にする名前だけど、実はモササウルスの中でもさらに名前分けがされているんだよ。
「モササウルス」の名前の由来
モササウルスは「マース川のトカゲ」という意味なんだ。
最初のモササウルスの標本がフランス北東部からオランダへ流れるマース川の近くで発見さ れたからこう名付けられたんだよ。
多数の種名を持つモササウルス
皆が口にする「モササウルス」は属名で、その続きに種名があるんだ。
「ティラノサウルス・レックス」でいう「レックス」の部分だね。
モササウルスに関してはティラノサウルスと違って複数あり、一般的に「ホフマニ」「コノドン」「レモニエリ」「ベアウゲイ」「ミズーリエンシス」が有効とされているよ。
そのなかのモササウルス・ホフマニが最も大きかったと今のところ考えられているんだ。
モササウルスの特徴について
モササウルスは恐竜ではなく、海中に生息していた爬虫類なんだよ。
恐竜とは異なる進化を遂げた海竜、モササウルスの生態についてまとめてみたよ。
地上から海中へと生息域を変えたモササウルス
モササウルスは元々、地上で生息していたトカゲの一種だったと推測されているんだ。
陸上で恐竜に襲われていたトカゲが海へと逃げて、何万年もかけて進化していったんだね。
モササウルスが大繁栄した理由の1つは「胎生」
モササウルスの化石は世界中でなんと数千体も見つかっているんだ。
なぜこのように繁栄できたかというと、モササウルスが胎生であったことがとても重要な鍵になっているよ。
多くの恐竜は卵生だけれど、卵だと他の恐竜に食べられる恐れがあるよね。
でも胎生だと母親のお腹の中で、ある程度の大きさまで育ってから産むことが出来る。
特に、モササウルスは人間と同じように胎盤という赤ちゃんに栄養を送る器官も持っていた為、赤ちゃんはお腹のなかで2メートル近くまで大きくなることができたんだ。
大きな口と知性で獲物を捕らえる!
モササウルスは獲物を捕らえるのに役立った大きな口を持っていたんだよ。
その口で魚やサメ、アンモナイト、他のモササウルスなどを食べていたんだ。
おまけに高い知能まで持っていたと考えられているよ。
例えばアンモナイトの死角から近づいて、空気の入った殻に噛みつき溺れさせてから食べていたと言われているんだ。
また、恐竜も捕食していた可能性があるんだって。
まとめ:モササウルスは驚異的な進化を遂げた最強の海竜!
モササウルスは2019年にNHKで放送された「恐竜超世界」の第2集で特集されたんだ。
映画に匹敵するほどの美しいCGで生態や繁殖について詳しく、且つ楽しく見ることができるよ。
DVDも出ているみたいだから機会があれば見てみるといいかもね!
- モササウルスの体長は13〜18メートル、体重20〜40トン
- 学名の意味は「マース川のトカゲ」
- モササウルスは元々陸上で恐竜に捕食されていたトカゲの一種だった
- 胎生を獲得、さらに胎盤も持っていたことが繁栄の秘訣
- 大きな口と高い知能で獲物を捕食