恐竜

ペンタケラトプスの体長や体重などの大きさは?学名の意味や特徴についても解説

今回はペンタケラトプスの体長や体重などの大きさと、学名の意味や特徴について解説していくね!

ペンタケラトプスは体長は6〜8メートル、体重は約4〜5トンで同じ仲間の中では中型なんだ。

学名の意味は「5本の角のある顔」という意味なんだよ!

詳しくは本文で解説していくね!

ペンタケラトプスの体長や体重などの大きさは?

まずはペンタケラトプスの体長や体重などの大きさについて!

体長は6〜8メートル、体重は4〜5トン

体長は約6メートルから8メートルだよ。体重は約4トンから5トンもあったと言われているよ!

この重さはアジアゾウのオスと同じくらいの重さなんだ!

トリケラトプスと比べると少し小さい

ケラプトス科の草食恐竜であるペンタケラトプスなんだけど、トリケラトプスと比べると少し小さいよ。

けど、頭の上のフリルはトリケラトプスと比べてみても大きく縦に伸びていて迫力があるね!

この頭の上のフリルだけで大きさを測ると、なんと約3メートルもあるんだよ!

大きさだけではなく、フリルの周りの角も印象的だよね!

フリルを囲むようにぐるっと周りについた大小の角。てっぺんの角は特に大きくて角ばっているね!

りゅういち
りゅういち
顔の3本の角は小さいけど、大きくカーブしているね!

ペンタケラトプスの学名の意味について

次に学名の意味ついて解説していくね!

学名の意味は「5本の角のある顔」

学名はペンタケラトプス(Pentaceratops)だよ。ギリシャ語で「5本の角のある顔」という意味なんだ。

フリルにはたくさん角があるけれど、その中でも存在感があるのは、顔の3本の角と頭のてっぺんの2本の角。合わせたこの5本から名前が付けられたんだよ!

同じケラプトス科の仲間の中でも、フリルの形と角の特徴はそれぞれでだいぶ違うんだよ。

ママ
ママ
ケラプトス科の中でもカスモサウルス亜科に属しているの。だからカスモサウルスと同じで、フリルの中は穴が空いているのよ!

5本の角と大きな頭のフリルで首を守った

多くの周飾頭類がそうだったように、このペンタケラトプスも首の保護が目的なんだよ。
何から守るかというと、もちろん肉食恐竜だよね!

首根っこをくわえられて食べられないように首の周りのフリルが進化したんだね!

角は攻撃する時に役立っていたのではないかと、考えられているんだよ。

りゅうじ
りゅうじ
大きいフリルがかっこいいね!

ペンタケラトプスの生態に迫る!

ペンタケラトプスは今から約7500万年前の白亜紀後期の北アメリカに生息していたんだよ。

ペンタケラトプスの化石は全身が揃ったものが見つかっているんだ。そのために研究は進んで、生態についてよく分かってきているんだよ。

ティラノサウルスの仲間のダスプレトサウルスと同じ時代、場所で共存していた

その生態は大きな群れで暮らしていたこと。それは肉食恐竜から身を守るために仲間と協力していたと推測できるね!

そして同じ時期、同じ場所に住んでいたのはパラサウロロフスやノドサウルスだということが判明しているんだよ。

草食恐竜が多く生息していたことから分かるのは植物が豊かな土地だったということだね!

しかし、草食恐竜が多いということはどうだろう?彼らを狙う肉食恐竜も多く生息していたんじゃないかな?

実はティラノサウルスの仲間のダスプレトサウルスも同じ時代、場所で共存していたんだ!

角竜類は北アメリカ大陸で栄えていた

角竜類の先祖はアジア大陸で生まれたと考えられているんだ。

けれどペンタケラトプスやその仲間たちは、カナダ、アメリカの北アメリカ大陸でしか見つかっていないんだ。

海で隔たれているのにどうやって移動してきたかと言うと、ベーリング陸橋と呼ばれる狭く細い陸地があってそこを渡ってきたんだよ。

パパ
パパ
ベーリング陸橋は南北で約1600キロメートルも離れていたんだ!

まとめ:ペンタケラトプスは中型の「5本の角のある顔」という意味の角竜類

ここまでペンタケラトプスについて解説してきたよ!

まとめ
  • 体長は6〜8メートル、体重は約4〜5トンで同じ仲間の中型
  • 学名の意味は「5本の角のある顔」
  • 大きなフリルの役割は首元の保護
  • 群れで生活していた
  • 北アメリカにしか生息していなかった