恐竜

ヘスペロルニスの体長や体重などの大きさは?学名や特徴についても解説

今回はヘスペロルニスの体長や体重などの大きさと、学名の意味や特徴について詳しく解説していくね!

ヘスペロルニスの体長は1.8メートル、体重は25キロだよ!

学名の意味は「西の鳥」なんだ。

詳しくは本文で解説していくね!

ヘスペロルニスの体長や体重などの大きさは?

まずはヘスペロルニスの体長や体重などの大きさについて!

体長は1.8〜2メートル、体重は25キロ

体長は約1.8メートルから2メートルで、体重は約25キロだよ。1.8メートルは野球選手の平均身長と同じ。

ヘスペロルニスは絶滅した鳥類に分類されるんだけど、その仲間の中ではかなりの大型なんだ!

身体が大きくて飛べない鳥

ヘスペロルニスの身体は大きく重たい上に、翼は小さくて羽もついていない。だから空を飛ぶことはできないんだよ。飛べない鳥というわけなんだ。

絶滅した鳥類の多くは飛べる種が多いことから、珍しい存在として知られているよ。どっしりとした身体つきと細長い首が特徴的だね。

りゅうじ
りゅうじ
見た目は現生のペンギンに似ているね!

ヘスペロルニスの学名の意味について

次に学名の意味について解説していくね!

学名の意味は「西の鳥」

学名はヘスペロルニス(Hesperornis)だよ。その意味は「西の鳥」なんだ。

アメリカのカンザス州で初めて発見されたんだよ。カンザス州はアメリカ合衆国の中西部に位置していることからこの名前が付いたんだ。

名前の由来となった生息地は昔は海だった

カンザス州は現在では陸に囲まれていて海に面していない。だけどヘスペロルニスの生息していた白亜紀頃は海だったんだ。

当時は今よりも海面が150〜250メートルも高かったせいなんだよ!

この海の中を泳いで生活していたと考えられているよ。

パパ
パパ
白亜紀のアメリカ大陸は東と西で真っ二つに分かれていたんだって。東西の真ん中に低い土地が広がっていて、そこに水が溜まって海が続いていたというわけなんだ。

ヘスペロルニスの特徴について

今から8200万〜7600万年前の白亜紀後期のカナダ、アメリカに生息していた肉食の鳥類だよ。

泳ぐことが得意な鳥類

ヘスペロルニスは絶滅した鳥類だよ。だけど多くの仲間のように飛ぶことはできないし、陸上でも走ることは苦手だったみたいなんだ。だけど泳ぎはとても得意なんだよ!

足には水かきがついていて、後ろ足は力強い。一たび海に潜れば高速で泳げたんだよ。

だけど攻撃力が低いために敵に出会ったら逃げるしかないんだ。

りゅういち
りゅういち
見た目だけじゃなくて生態もペンギンに似ているんだね!

歯がついたクチバシで魚を狩って食べていた

ヘスペロルニスは得意な泳ぎを活かして、海で魚を捕まえて食べていたと判明しているよ。長いクチバシは魚を捕まえるときに役立ったんだ。

現生の鳥類との一番の違いは、歯をもっていることだよ。現生の鳥類が餌を丸飲みにするのに対して、ヘスペロルニスは噛み砕いて食べていた可能性もあるね。

反対に海に潜っているときに、海棲爬虫類や大型の魚に食べられてしまうこともあったみたいだよ。

ママ
ママ
大きな身体を維持するために沢山の魚を食べていたんですって。

まとめ:ヘスペロルニスの体長は約1.8メートル、体重は約25キロの「西の鳥」

ここまでヘスペロルニスについて解説してきたよ。ペンギンに似ていて可愛いかったね!

だけどこんなに見た目や生態が似ているのにペンギンの先祖ではないとされているんだ。ヘスぺロルニスは白亜紀末期に滅んだと推測されているよ。

まとめ
  • 鳥類に分類される
  • 体長は1.8メートル、体重は25キロ
  • 学名の意味は「西の鳥」
  • 泳ぐことが得意
  • 歯がついたクチバシをもっていた