今回はミイラになったエドモントサウルスの体長や体重などの大きさと、学名の意味について解説していくよ!
エドモントサウルスのミイラ化石はあらゆる条件が揃って自然にできたんだ!
大きさは体長約9メートル、体重約3トン。
エドモントサウルスの学名の意味はアルバータ州のエドモントン層群で見つかったから、そこに由来するんだ!
詳しくは本文で紹介していくね!
もくじ
エドモントサウルスはミイラになった?
エドモントサウルスは白亜紀後期にカナダやアメリカ辺りで生息していた植物食恐竜だよ。
アメリカでエドモントサウルスのミイラ化石が見つかった!
アメリカのワイオミング州の白亜紀後期の地層からエドモントサウルスのとても変わった化石が見つかったんだ。
それが普通なら腐敗してなくなってしまう皮膚の様子などが残っている、ミイラ化石だよ。
勿論エジプトの王様のミイラのように人工的にできた訳ではなく、あらゆる条件が揃って自然にできたものだからとても珍しいんだって。
エドモントサウルスのミイラ化石は日本で見られる!
アメリカで見つかったエドモントサウルスのミイラ化石は2体あって、1体はニューヨークの自然史博物館に、もう1体はドイツのゼンケンベルク博物館に展示されているんだって。
外国の博物館だとなかなか見に行けないよね?
でも実は、日本にある福井県立恐竜博物館でこのミイラ化石のレプリカが展示されているんだ。
見つかった2体のエドモントサウルスのミイラ化石のうち、とくに保存状態の良かったドイツの方の化石のレプリカなんだって。
エドモントサウルスの体長や体重などの大きさは?
エドモントサウルスはマイアサウラやサウロロフスと同じハドロサウルス科の鳥脚類の恐竜だよ。
ちなみに、あごの横幅が広く鴨の様な角質のくちばしで覆われているエドモントサウルスたちのような恐竜を「カモノハシ竜」という通称でも呼ぶんだって。
体長約9メートル、体重約3トン
エドモントサウルスは体長約9メートル、体重約3トンぐらいだと考えられているよ。
でも大きい個体だと13メートル、4トンくらいあったかもしれないんだって!
植物をすりつぶすように食べる歯はなんと700本以上、生えかわる予備の歯も含めると2000本以上もあったんだよ。
トサカがあったかもしれない!?
エドモントサウルスは頭骨に出っ張った部分が無かったため、サウロロフスのようにトサカは無かったと考えられていたんだ。
けれど研究の結果、ニワトリのようなやわらかいトサカがあったかもしれないことが最近分かったんだ。
エドモントサウルスの学名の意味について
知っている人も多いだろうけど、「サウルス」というのは「トカゲ」という意味だよね。
じゃあ「エドモント」がどういう意味なのかを説明するよ!
エドモントサウルスが発見された場所が由来
恐竜の名前は見つけた場所やその恐竜の特徴が名前の由来になることが多いけれど、エドモントサウルスは前者なんだ。
カナダにあるエドモントン層群で見つかったから
カナダにあるエドモントン層群で見つかったから「エドモントサウルス」という名前になったんだね。
このエドモントン層群はカナダのアルバータ州にあるんだけれど、このアルバータ州では多くの恐竜が見つかっているんだ。
ロイヤル・ティレル古生物博物館という有名な博物館があるから、機会があれば是非行ってみたいね!
まとめ:エドモントサウルスはミイラ化石が発見された植物食恐竜
以上がエドモントサウルスのミイラ化石についてのお話と、生態についてだよ。
きみは頭にトサカはついていたと思う?
- エドモントサウルスのミイラ化石はあらゆる条件が揃って自然にできた
- エドモントサウルスのミイラ化石のレプリカが福井県立恐竜博物館で見られる
- 白亜紀後期に生息していたカモノハシ竜の一種
- 体長約9メートル、体重約3トン、歯は700本以上あった。
- 頭に皮膚のような柔らかいトサカがあったかもしれない
- エドモントサウルスの学名の意味はアルバータ州のエドモントン層群で見つかったから