今回はモノニクスの体長や体重などの大きさ、学名の意味や特徴について説明していくね!
モノニクスは体長約70〜100センチメートル、体重3〜5キログラムと推測されている獣脚類の一種だよ。
学名の意味は「1つの爪」で、前脚に1本だけある指にある巨大な爪が由来だと考えられるね。
恐らく羽毛に覆われた体で、前脚の指で虫の巣をほじり昆虫類を食べていたのでは?と言われているんだ。
詳しくは本文で解説していくね!
もくじ
モノニクスの体長や体重などの大きさは?
まずはモノニクスの体調や体重などの大きさについて説明するね。
体長約70〜100センチメートル、体重3〜5キログラム前後と推定
モノニクスは体長約70〜100センチメートルと推測されているんだ。
体重は今のところ明確にはなっていないけれど、恐らく3〜5キログラムではないかと言われているよ。
白亜紀のアジアに生息していた獣脚類
モノニクスは白亜紀後期のモンゴルあたりで生息していたと考えられているよ。
モノニクスの学名の意味について
次はモノニクスの学名の意味について解説していくよ!
正式な学名は「モノニクス・オレクラヌス」
モノニクスの正式な学名は「モノニクス・オレクラヌス」というんだ。
「1つの爪」という意味の名前
モノニクスの名前は「1つの爪」という意味なんだ。
最大の特徴である前脚の爪が名前の由来になっているようだね。
発見から命名まで70年近くかかった
モノニクスの化石は1923年に、ニューヨークにあるアメリカ自然史博物館の研究者たちがゴビ砂漠で発見したんだって。
でもその後は「鳥に似ている恐竜」とだけ区分されていて、1990年を過ぎてから新しく発見された化石により「モノニクス」と名付けられたそうだよ。
モノニクスは鳥なのか恐竜なのか
モノニクスは現在アルバレスサウルス科に属する獣脚類の一種と位置付けられているんだ。
先ほど話したように「鳥に似ている恐竜」と言われているけど、「恐竜に似ている鳥」なのでは?という説もあるんだって!
その理由としては、鳥類が胸骨にもつ竜骨突起という部位がモノニクスにもあるからだそうだよ。
モノニクスの特徴について
最後にモノニクスの生態や特徴について説明していくね。
大きな1本の爪が1番の特徴
モノニクスを含むアルバレスサウルス科の恐竜は指が1本程度しかないことが特徴に挙げられるんだ。
長さ7.5センチにもなる大きな爪の親指だけをもつ、変わった前脚をしていたんだね。
ただ近縁種で同じくモンゴルに生息していたシュブウイアは、物凄く小さな人差し指と中指が残っているんだ。
モノニクスにも同様に小さな指のようなものが2本あるという説もあるようだよ。
昆虫類を食べていた?
モノニクスは肉食性の恐竜だとされているけれど、その詳しい食性は分かっていないんだ。
一説として大きな親指のみを持つアルバレスサウルス科の恐竜たちは、その爪を使って木やアリ塚などをほじくって虫を食べていたと考えられているよ。
羽毛に覆われていたと考えられる
近縁種のシュブウイアは発見された化石に羽毛の後が見られたんだって。
そのためモノニクスも同様に羽毛に覆われていたと考えられているそうだよ。
まとめ:モノニクスは体長約70〜100センチメートル、体重3〜5キログラムと推定される「1つの爪」という意味の名前をもつ獣脚類
以上がモノニクスの大きさや学名の意味、生態や特徴についての解説だよ。
前脚が親指1本のみだなんてとても変わった恐竜だよね。
- モノニクスは白亜紀後期のモンゴルに生息していた獣脚類の一種
- 体長約70〜100センチメートル、体重3〜5キログラムと推定
- 「1つの爪」という意味の名前で、正式な学名は「モノニクス・オレクラヌス」
- 前脚は親指1本のみと考えられ、その爪は長さ7.5センチにもなる。
- 巨大な爪で虫の巣をほじって昆虫類を食べていたという説がある。