今回はアンペロサウルスの体長や体重などの大きさ、学名の意味や特徴について解説していくね。
アンペロサウルスは体長約15~18メートル、体重約10トンと推測される竜脚類の一種なんだ。
学名の意味は「ブドウ畑のトカゲ」で、その名の通り近くにブドウ園があったことが由来だよ。
珍しいことに背中によろい竜のような装甲をもっていたんだって。
詳しくは本文で説明していくよ!
もくじ
アンペロサウルスの基本情報
正式な学名 | Ampelosaurus atacis |
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学名の意味 | ブドウ畑のトカゲ |
分類 | 竜脚類 ティタノサウルス類 |
時代 | 白亜紀後期 |
体の高さ | 不明 |
体長 | 15~18メートル |
体重 | 10トン |
食べ物 | 植物食 |
発掘地 | フランス |
アンペロサウルスの体長や体重などの大きさは?
まずはアンペロサウルスの大きさや、生息していた時代などの基本的な情報について解説していくよ。
体長約15~18メートル、体重約10トンと推定
アンペロサウルスは体長約15~18メートル、体重約10トンと推測されているんだ。
大きいものだと体長30メートルを超えるものもいる竜脚類の中で、割と小型であることがわかるね。
白亜紀後期のフランスに生息していた、ヨーロッパでは有名な恐竜
アンペロサウルスは白亜紀後期のヨーロッパに生息していた竜脚類の一種。
日本ではあまり聞かない名前の恐竜だけれど、実はヨーロッパではかなり多くの人が知っている竜脚類の恐竜なんだって。
アンペロサウルスの学名の意味について
次にアンペロサウルスの学名の意味について説明していくよ。
正式な学名は「Ampelosaurus atacis」
正式な学名は「Ampelosaurus atacis」というんだよ。
学名の意味は「ブドウ畑のトカゲ」
属名である「アンペロサウルス」は古代ギリシャ語で「ブドウ」と「トカゲ」と組み合わせたものなんだって。
種小名である「atacis」というのは発見地近くを流れるオード川をラテン語で表現したものらしいよ。
1989年にフランス南部にあるブドウ畑近辺で発見された
アンペロサウルスの学名に「ブドウ」が付けられたのは、化石が見つかったのがフランス南部にあるブドウ畑の近くだったことが由来らしいよ。
この化石は「ボーンベッド」と呼ばれる、化石がたくさん含まれる地層から発見されたんだって。
そのボーンベッドがあるからなのか、フランス南部のこのオード県はヨーロッパ最大級の化石の発掘地とも言われているそうだよ。
またこのブドウ畑がワインを作るためのブドウ園ということもあり、アンペロサウルスが描かれたラベルのワインが販売されているんだ。
アンペロサウルスの特徴について
最後にアンペロサウルスの生態や特徴について解説していくよ。
身を守るために背中に立派な装甲をもつ
アンペロサウルスは何と背中に骨質のよろいをもっていたんだ。
ティタノサウルス類で背中に装甲をもつ恐竜として有名なのはサルタサウルスだけど、アンペロサウルスのよろいはもっと立派なもの。
まるでノドサウルスやアンキロサウルスといったよろい竜のように頑丈なものだったそうだよ。
細かい分類については未だ研究中
アンペロサウルスは恐らくサルタサウルスなどと同様の、ティタノサウルス類に属するグループに含まれると考えられているんだ。
けれど今のところ、正式に決まった訳ではないんだって。
まとめ:アンペロサウルスは体長約15~18メートル、体重約10トンと推測される「ブドウ畑のトカゲ」という意味の学名の竜脚類
以上がアンペロサウルスの大きさや学名の意味、そして特徴についての説明だよ。
ひょっとしたら他にも背中に装甲をもつ竜脚類がいるかもしれないね。
- アンペロサウルスは白亜紀後期のフランスに生息していた竜脚類の一種
- 体長約15~18メートル、体重約10トンと推定
- 学名の意味は「ブドウ畑のトカゲ」
- 発見地の傍にブドウ園があったことが由来で、アンペロサウルスのシルエットがデザインされたワインも販売されている
- 背中にまるでよろい竜のような立派な装甲をもつ