今回はカルノタウルスの化石や学名の意味と、体長や体重などの大きさについて解説していくよ!
カルノタウルスは1985年に化石が発見され、白亜期後期の南米で生息していたと考えられる肉食恐竜だよ。
「肉食の雄牛」という学名の意味の名をもち、体長約7.5〜9メートル、体重約1.5〜2トンほどあると考えられているんだ。
詳しくはこれから本文で紹介していくね!
もくじ
カルノタウルスの化石について
カルノタウルスの化石はアルゼンチンで発見されたんだよ。
1985年にアルゼンチンで化石が見つかった
1985年にアルゼンチンのパタゴニアでカルノタウルスの化石が見つかり、白亜期後期の南米に生息していた獣脚類の恐竜というころがわかったんだ!
カルノタウルスが属するアベリサウルス科の恐竜はあまり研究が進んでいないから、まだ不明なことも多いんだけど、恐らく発見された辺りでは最大級の肉食恐竜だと言われているよ。
また、アベリサウルス科の恐竜の中では1番速く全身に近い化石が見つかったんだって。
頭骨にある2本の角が最大の特徴
カルノタウルスの象徴とも言えるのが、目の上にある2本の角だね。
ケラトサウルスも角がある肉食恐竜だけれど、ケラトサウルスの角は実はとても小さかったんだ。
それに比べるとカルノタウルスの角はしっかりしていて、こんな立派な角をもっているのは角竜以外にはそうそういないんだって。
カルノタウルスの前脚はとても小さかった
同じ獣脚類であるティラノサウルスは前脚が小さかったことが研究の結果分かってきたよね。
カルノタウルスはティラノサウルスよりも更に小さな前脚をもっていたんだって。
指はティラノサウルスよりも多く4本あるけど、前脚が体に比べて極端に小さかったからあまり使っていなかったのでは?という説もあるんだよ。
カルノタウルスの学名の意味について
次にカルノタウルスの学名の意味について解説していくね!
カルノタウルスの学名は「肉食の雄牛」という意味
カルノタウルスは頭に、まるで牛のような角状の突起があるから、「肉食の雄牛」という意味の学名がつけられたんだね。
頭骨にある2本の角が名前の由来
カルノタウルスは頭骨にある2本の角が名前の由来になっているんだ。
カルノタウルスの体長や体重などの大きさは?
カルノタウルスの体長や体重などの大きさどうだったんだろうね?
体長7.5〜9メートル、体重1.5〜2トン
カルノタウルスは体長約7.5〜9メートル、体重約1.5〜2トンと推測されているよ。
大きな獣脚類だけど体重が軽かったので速く走れた
カルノタウルスはアベリサウルス科の仲間としては大きいけれど、とても体重の軽い恐竜だったと考えられているんだ。
また、しっぽや足の研究をしたところ、同様の大きな獣脚類恐竜の中ではとても速く走ることのできた種類なんだって。
まとめ:頭骨の2本角が特徴的な「肉食の雄牛」という意味の名をもつ大型で軽量な肉食恐竜
以上がカルノタウルスの化石や学名の意味、体長・体重などの大きさについてのお話だよ。
YouTubeで見られる「ジュラシック・ワールド2炎の王国」の予告映像や特別映像にカルノタウルスが少し出てくるから良かったら見てね!
ティラノサウルスと比べると少し小型なのがよく分かるよ!
- カルノタウルスの化石は1985年パタゴニアで発見された
- 目の上に牛のような角状の突起があり、前肢が小さい
- カルノタウルスは「肉食の雄牛」という意味の学名
- 体長は約7.5〜9メートル、体重は約1.5〜2トンと推測される
- 研究の結果、大型獣脚類の中では足が速かった方だと考えられる