今回はカウディプテリクスの体長や体重などの大きさと学名の意味、そして特徴などについて説明していくね!
カウディプテリクスは体長90〜100センチメートル、体重2.5〜9キログラムと推測される、オビラプトロサウルス類の恐竜だよ。
学名の意味は「尾に生えている翼」で、扇形の尾羽が由来だと考えられるね。
前脚にも翼状の羽毛を持つものの、これは飛行のためではなく保温や異性へのアピールなどに利用されたとされているよ。
詳しくは本文で解説していくね。
もくじ
カウディプテリクスの体長や体重などの大きさは?
まずはカウディプテリクスの大きさについて説明していくね!
体長90〜100センチメートル、体重2.5〜9キログラムと推定
カウディプテリクスは体長90〜100センチメートル、体重2.5〜9キログラムと推測される獣脚類の一種だよ。
オビラプトルの仲間で、羽毛恐竜ということが判明しているんだって。
白亜紀の中国に生息していた
カウディプテリクスは白亜紀前期の中国東北部に生息していたことが分かっているよ。
1997年に初めて化石が発見され、これまでに少なくとも8体もの化石が発見されているみたいだね。
カウディプテリクスの学名の意味について
次にカウディプテリクスの名前の意味について説明していくね。
「尾に生えている翼」という意味の学名
カウディプテリクスの学名は「尾に生えている翼」という意味で、尾にある扇形の尾羽が名前の由来になっているようだよ。
前脚にも鳥のような翼があったんだけど、これは飛ぶための物ではないと考えられているんだって。
カウディプテリクスの羽毛の役割
立派な羽毛をもつものの飛行は出来なかったとされるカウディプテリクス。
ではこの羽毛は何のためにあったのかというと、おそらく体の保温や異性へのアピールに使用されていたのではないかと言われているよ。
カウディプテリクスの特徴について
最後にカウディプテリクスの生態や特徴について解説していくよ。
上顎には歯が生え、体内に胃石を持つ
カウディプテリクスはクチバシのような口をしているんだけど、上あごに歯が生えていたんだ。
また体内には胃石があったことが確認されているよ。
この「胃石」というのは食べたものを体内ですり潰し消化を助ける為に恐竜が取り込んだものなんだ。
カウディプテリクスのような一部の獣脚類や竜脚類などに見られ、現生の草食性の鳥やアザラシなども胃石を取り込んでいるんだって。
またカウディプテリクスに関しては雑食性か草食性と推測されているよ。
前脚には3本のかぎ爪を持ち、後脚は強靭なつくり
カウディプテリクスの前脚には3本のかぎ爪が確認されているそうだよ。
後脚はかなりガッシリとしていて、早く走ることが出来たと考えられているんだって。
まとめ:カウディプテリクスは体長90〜100センチメートル、体重2.5〜9キログラムと推測される「尾に生えている翼」という意味の名前を持つ獣脚類
以上がカウディプテリクスの大きさや学名の意味、特徴についての説明だよ。
福井県立恐竜博物館にカウディプテリクスの羽毛がある姿の復元模型が展示されているそうだから、機会があれば是非見てね!
- カウディプテリクスは白亜紀前期の中国東北部に生息していた獣脚類の一種
- 体長90〜100センチメートル、体重2.5〜9キログラムと推定
- 学名は「尾に生えている翼」という意味で、扇形の尾羽が由来
- 前脚にも翼状の羽毛をもつが飛ぶことは出来ず、後脚が強靭なつくりをしている為走るのに適していたと考えられる
- クチバシ状の口の上あごに歯が見られ、体内には胃石をもつ為雑食性か草食性と推測