今回はケントロサウルスの体長や体重などの大きさと学名の意味や特徴について詳しく解説していくね!
ケントロサウルスは大きくても体長5メートルで、剣竜類の中ではかなり小さい恐竜なんだ。
背中の鋭いトゲが印象的なケントロサウルス。学名の意味は「スパイクのとかげ」っていう意味なんだよ!
本文でもっと詳しく解説していくね!
もくじ
ケントロサウルスの体長や体重などの大きさは?
ケントロサウルスは剣竜類の草食恐竜なんだ。ステゴサウルスの仲間だよ!
体長と体重
ケントロサウルスの体長は大きくても約5メートル。体重は1.5トンを超えることはないよ。
ちなみに大人のキリンの体重が約1.5トンだよ!
とても重く感じるけど、剣竜類の中では小型なんだ。
同じ剣竜類のステゴサウルスは体長約9メートル、体重は約3トンなので、半分の大きさということだね。
草食恐竜なのに小さいのは珍しいよね。肉食恐竜に襲われないように大きな身体の作りに進化することが多いからね。
ケントロサウルスの学名の意味について
学名はケントロサウルス(kentrosaurus)で、「スパイクのとかげ」という意味なんだ。
スパイクはトゲやクギを表しているよ。
背中のトゲは何のためにあるのか考えてみよう
草食恐竜の背中のトゲについては色んな説があるんだよ。
- 体温調節をしていた
- 異性へのアピール
- 肉食恐竜から身を守るため
- 仲間と見分けるためのもの
やっぱり有力なのは、肉食恐竜から身を守るためかな?
剣竜類でもっとも有名なステゴサウルスは背中に平たい板のようなものが付いているよね。けれど薄く強度には劣るとも言われているんだ。
比べてケントロサウルスは鋭く針のようなトゲが背中全体から尻尾にかけて覆っているよね。
これは剣竜類の中でも小型なケントロサウルスが肉食恐竜に狙われやすいために、より防御出来るように進化したと考えられるね。
現代でも、ハリネズミやヤマアラシもトゲがあるよね。
トゲではないけれど、背中に甲羅があるカメや硬い背中のアルマジロもいるね。
仲間と見分けるためのもの、という説も面白いね!
子供のケントロサウルスはトゲの形でお母さんを探したのかな。
ケントロサウルスの発見。そして彼らの生態。
ケントロサウルスは今から約1億5000万年のジュラ紀後期にアフリカに生息していたよ。
1870年にドイツの調査隊が、東アフリカのタンザニアという国で初めて発見したんだ。
そこにはなんと70体分の化石が大量に発掘され、その数は数百個!こんなにもたくさんの化石が見つかる恐竜はなかなかいないんだよ。
研究者たちはその化石から全身骨格を作ることに成功したよ。
ケントロサウルスの生態
多くの草食恐竜がそうだったように、ケントロサウルスも群れで暮していたんだよ。これは化石がまとまった場所から発見されたことによって裏付けられたんだね。
ケントロサウルスは見た目と違って、どうやら運動能力も低かったようなんだよ。走るのは遅いし、小回りもきかない。
だから肉食恐竜が襲ってきたときは、群れで一丸となって敵を追い払ったと考えられるね。
尻尾の長く鋭いトゲで攻撃してた可能性もあるね!
まとめ
今回はインパクトのある見た目で人気のケントロサウルスについて解説したよ。
身を守るために独特の進化をした恐竜だったね!
- 体長は大きくても約5メートルで剣竜類の中でも小さい
- 学名の意味は「スパイクのとかげ」
- 背中のトゲは肉食恐竜から身を守るためのもの
- アフリカで大量の化石が発見された
- 見た目と違って、運動能力が低かった