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ロストワールド(ジュラシックパーク2)のあらすじとネタバレについて詳しく解説

今回は映画ジュラシックパークの続編であるロストワールドのあらすじについて紹介していくよ。

大都会サンディエゴでのアクションシーンが話題となったんだ!

ネタバレを多く含むのでこれから見たい人は注意してね。

ロストワールドの基本情報とあらすじ

まずは映画の基本情報を紹介するよ!

ロストワールドの基本情報

●題名   ロストワールド/ジュラシックパーク (The Lost World: Jurassic Park)
●公開年  1997年
●製作国  アメリカ
●監督   スティーヴン・スピルバーグ
●原作   マイケル・クライトン
●製作費  7300万USドル
●興行収入 6186億USドル

題名のロストワールドは「失われた世界」とか「かつてあった楽園」という意味なんだ。

監督、原作者ともに前作ジュラシックパークと同じ人だよ!

舞台はジュラシックパークから4年後、主人公はマルコム博士なんだ。

パパ
パパ
題名のロストワールドはイギリス人作家のコナンドイルの著書「ザ・ロストワールド」から由来しているんだって!

ストーリーはジュラシックパークから4年後のイスラソルナ島から始まる

ここからはあらすじだよ。

ジュラシックパークの悲劇から4年後。

コスタリカ沖ヌラブル島から南西140キロのイスラソルナ島では、裕福な家族がヨットクルーズを楽しんで砂浜で食事をするところだったよ。

少女キャシーはサンドイッチを手に好奇心のままに浜辺を散歩していたんだ。

すると茂みから可愛らしい生物が現れたよ。サンドイッチをあげていると、どこからともなく沢山の仲間が集まってきたんだ。

彼らは大きなトカゲに見えるけど実はコンプソグナトゥスという肉食恐竜だったんだ。

キャシーは大声を上げて助けを求めたよ。

サイトBに行くことになるマルコム

数学者のマルコムはインジェン社の会長であるハモンドから呼び出されて、自宅を訪れたよ。

ハモンドの孫のレックス、ティムと久しぶりの再会をして喜ぶけどインジェン社が変化したことを聞かされるんだ。

インジェン社はハモンドの甥のルドローが社長になってから過去の事件をなかったことにして恐竜を金儲けの道具としてビジネスに利用しようとしていたんだ。

ハモンドは、恐竜たちの孵化施設であるイスラソルナ島のサイトBに行って恐竜たちの生態を観測してほしいとマルコムに頼んだよ。だけどマルコムは危険すぎると断ったんだ。

ハモンドは説得するよ。サイトBで少女が怪我をしたこと、恐竜たちを守りたいことを伝えた。そして切り札としてマルコムの恋人のサラがすでにサイトBで調査を始めていることを告げるんだ。

こうしてマルコムは〝救助〟のためにサイトBに向かうことになったんだ。

研究熱心なサラはステゴサウルスを怒らせる

カメラマンのニック、メカニックのエディと一緒にサイトBに到着したマルコムはサラを探すよ。

心配していたマルコムを他所に、サラは恐竜を観察することに夢中で過ごしていたようだね。

研究熱心なサラはステゴサウルスの家族を見つけ、不用意に子供を撫でてしまうんだ。親は怒ってサラを襲おうとするよ。

マルコムは焦ってエディに銃を向けさせるんだけど、エディは殺すのを躊躇うんだ。調査隊はどうにかステゴサウルスから逃げられたよ。

サラは、調査は危険でもやりがいのあるものだと語るんだ。特にティラノサウルスは愛情をもって子供を育てていることを証明したがっているよ。

マルコムの娘ケリーが隠れて着いてきていた

トレーラーに戻ると、火事が起きていて調査隊は驚くよ。煙がたたないように土で火を消していると、トレーラーの中からマルコムの娘のケリーが現れたんだ。ケリーは調査隊のために食事を用意しようとしていたんだ。

隠れて危険なサイトBまで着いてきたことに対して、マルコムとケリーは口論になるんだ。おまけにサラとまで言い争いになってしまうよ。サラは帰るつもりはないと言い張るんだ。

りゅうじ
りゅうじ
サイトBでどんな事件が起きるのかハラハラしちゃうね!

ロストワールドのストーリーとネタバレ

ここからはネタバレになるよ!

インジェン社によって恐竜たちの捕獲がはじまる

その時、上空からヘリコプターの音がしたんだ。よく見るとヘリコプターにはインジェン社と記されているよ。調査隊には知らせれていないことだった。

インジェン社の捕獲ハンター団は、ルドローに雇われたローランドを筆頭に恐竜を捕まえようとしていたよ。ローランドの目的は狩猟という娯楽のために雄のティラノサウルスを捕まえることだけだったよ。

パキケファロサウルスを追いつめてロープで捕らえて、パラサウロロフスに麻酔銃を打って眠らせたよ。その様子を見ていた調査隊は衝撃を受け、心を痛めたんだ。

その夜、ローランドとアージェイはティラノサウルスの巣を探しだしたよ。そこにいたのは子供だけだったからローランドは子供を使って罠を仕掛けることにしたんだ。

その頃インジェン社のベースキャンプではルドローがサンディエゴにジュラシックパークを建設するという計画のために動いていたよ。それを見たニックとサラはとんでもない行動に出るんだ。

ティラノサウルスの子供を助けて母親の怒りを買う

ニックとサラは捕獲された恐竜を次々と逃していくよ。逃げだした恐竜たちはベースキャンプを暴れまわり破壊していった。

混乱の中、ニックは足を骨折したティラノサウルスの子供を保護してきたよ。サラは戸惑うものの、マルコムの反対を押し切って治療のために尽力するんだ。

しかしそこへやってきたのは我が子を探しに来たティラノサウルスの母親だった。子供を返すが、母親はマルコム、サラ、ニックがいるトレーラーに向かって容赦なく攻撃してきたんだ。トレーラーは崖から落ちそうになって、大ピンチ!

助けにきたのはエディだよ。トレーラーにロープを結んで車で牽引するんだ。けれど勇敢なエディはティラノサウルスの母親と父親に食い千切られてしまった。みんなはエディのおかげで助かったんだ。

ハンター団と協力するも恐竜たちに襲われる

インジェン社のハンター団と、調査隊は言い争いになった。しかし助けを呼ぶために協力して島の奥にある通信センターまで行くこととなったんだ。

問題はヴェロキラプトルの住処を通らなくてはならないこと。ローランドが先陣を切って一向は出発したよ。

途中、ハンター団の一人であるディーターが迷子になってしまうよ。そこに群れで現れたのは小さなコンプソグナトゥス。ディーターは逃げ回るも無残にも食べられてしまうんだ。

深夜、長距離の移動に疲れた一向は束の間の仮眠をとっていた。サラとケリーはテントの中で寝ていたが、何やら不穏な音と振動を感じて目が覚めたんだ。

ティラノサウルスがサラの服に付着した我が子の血の臭いに興味をもってやってきたんだ。

一瞬で一向はパニックに陥ってしまい、マルコムはケリーを心配しているよ。バラバラに逃げることとなったけどニックとサラはケリーを連れて走ったんだ。

滝の後ろに隠れるけど、鋭い嗅覚をもつティラノサウルスには見つかってしまう。

ハンターの一人が目の前で犠牲になったんだ。またティラノサウルスが戻ってきた、そう思われた時、姿を見せたのはマルコムだったよ。ケリーとマルコムは抱き合って再会を喜んだんだ。

一方、分かれて逃げていたハンター団は草むらに潜んでいたヴェロキラプトルの群れに次々と殺されていったよ。アージェイも犠牲となったんだ。

マルコムも足を痛めてしまい、代わりにニックが通信センターへと急ぐ。そこで目にしたのはかつてのジュラシックパークだったよ。そしてやっとの思いで救助を要請できたんだ。

マルコム、サラ、ケリーは遅れて通信センターへ向かったんだ。だけど三頭のヴェロキラプトルに出会ってしまったよ。頭の良いヴェロキラプトルは執拗に追ってきて、ドアの閉まった建物の中にも侵入してきたんだ。

マルコムが窮地に陥ったその時、サラが得意の鉄棒で一頭をやっつけたんだ。残りのニ頭も仲間割れを始めてどうにかマルコムたちは助かったんだよ。

ロストワールドの結末・ラストシーンについて

ここからは結末・ラストシーンまで紹介するよ!

本土へ無事に帰ってきたがティラノサウルスが逃げだす

やっとの思いで通信センターに着くとニックが大声で呼んでいた。救助のヘリコプターが来ていたんだよ。

その頃、ルドローたちハンター団はティラノサウルスの父親と子供を捕獲してサンディエゴの本社に輸送しようとしていたよ。

ルドローはローランドの功績を称えて、インジェン社にスカウトするんだけど、ローランドは親友アージェイを失ったショックから断るんだ。

ヘリコプターはマルコムたちを乗せてサンディエゴに帰ってきたよ。

ルドローは新たなジュラシックパークをPRするべくマスコミを呼んで会見を開く準備をしていた。そこへティラノサウルスの父親が乗せられた輸送船がスピードを上げて近づいているとの報告が入るんだ。

不安は的中して輸送船は港に突っ込んできた。中を確認すると船員は死んでいたよ。さらに貨物室からティラノサウルスの父親が逃げ出してきてしまったんだ。

ティラノサウルスは大都会サンディエゴを前に雄叫びをあげるんだ。どうやら麻酔の分量が合っていなかったせいで目が覚めて興奮状態にあるみたいなんだ。

マルコムとサラはティラノサウルスの嗅覚を逆手にとって子供をおとりにする作戦をたてる。父親とは別便で連れて来られた子供を探すよ。

サンディエゴの街で暴れるティラノサウルス

ティラノサウルスは大きな足音をたてて深夜のサンディエゴを徘徊するんだ。喉が渇いていたようで民家のプールから水を飲んで外に繋がれていた犬を食べてしまう。

街中は大混乱で、車や信号機は容易く壊されていく。走って逃げていた青年も無残にも襲われてしまうんだ。

そこへ子供を見つけたマルコムとサラがやってきた。子供の声に反応してティラノサウルスは子供を追いかけてくるよ。

2人は船まで急ぎ、貨物室に子供を連れていくよ。そこへ諦めきれないルドローがやってくる。往生際悪く子供をまた捕まえようとしているんだ。

後ろから近づく陰にも気づかずにいる。父親は子供へルドローを狩るようにけしかけるんだ。自業自得とも言えるが可哀想なルドローは狩りの練習台となってしまったよ。

マルコム、サラは麻酔銃を撃ちこみ、ティラノサウルスを貨物室に閉じ込めることに成功した。まさに危機一髪のところだったね。

そうして船はイスラソルナ島へと戻っていったよ。

りゅういち
りゅういち
ティラノサウルスの嗅覚が鋭いおかげで助かったわけだね!

それぞれのその後

マルコムとサラが疲れ果ててソファで寝ている横でケリーはポップコーンを食べているよ。

ハモンドはテレビに出演して語るんだ。島と恐竜を保護していく必要があると。そして恐竜たちには人間の助けなんかいらない、干渉するのは間違いだということを視聴者に訴えかけるんだ。

その頃、イスラソルナ島では恐竜たちがのびのびと幸せに暮らしていたよ。プテラノドンの大きな鳴き声が大地に響き渡っていた。

ママ
ママ
最後のシーンに出てくるのはティラノサウルス、ステゴサウルス、プテラノドンだよ。人間がいないほうが調和のとれた世界だというメッセージが伝わってくるわね!

まとめ:マルコムを中心に繰り広げられる恐竜vs人間のアクションシーンは前作ジュラシックパークを超える迫力!

今回はロストワールドのあらすじを紹介してきたよ。何度見ても面白い映画だよね!

まとめ
  • サイトBはジュラシックパークの孵化施設だった
  • 恐竜は独自に進化していた
  • ティラノサウルスには母性、父性がある
  • ティラノサウルスの嗅覚を利用した捕獲作戦
  • 恐竜たちは干渉されずに暮らすほうが幸せ