今回はパラリティタンの体長や体重などの大きさ、学名の意味、そして特徴について説明していくよ!
パラリティタンは白亜紀後期のアフリカに生息してた竜脚類で、体長約26~32メートル、体重約40~63トンと推測されているよ。
学名「パラリティタン・ストロメリ」は属名が「海岸の巨人」という意味で、種小名は有名なドイツの学者エルンスト・シュトローマーに献名されたものなんだ。
詳しくは本文で解説していくね。
もくじ
パラリティタンの体長や体重などの大きさは?
パラリティタンはとても重たい恐竜なんだよ!
体長約26~32メートル、体重約40~63トンと推定
パラリティタンはまだ得られた情報が少なく、正確な大きさは分かっていないんだ。
恐らく体長約26~32メートル、体重約40~63トンと推測されているよ。
何と発見された当初は体重約80トン近くあったと考えられていたんだって!
アフリカで最大級の恐竜
パラリティタンは白亜紀後期のエジプトに生息していた竜脚類の一種。
アフリカで発見された恐竜の中では最大級だと言われているんだ。
上腕骨は約1.7メートルもあるんだって。
世界的に見ても体重はかなり重たい方だと言われているよ。
パラリティタンの学名の意味について
次にパラリティタンの学名について解説していくね!
正式な学名は「パラリティタン・ストロメリ」
パラリティタンの学名は「パラリティタン・ストロメリ」というんだ。
学名の意味は「海岸の巨人」
属名の「パラリティタン」は「海岸の巨人」という意味なんだよ。
種小名である「ストロメリ」は1900年代初めにエジプトで研究を行った、ドイツの学者エルンスト・シュトローマーに献名されたものなんだ。
発見地が当時は海岸の近くだったことが由来
エジプトと言えば広大なサハラ砂漠やサバンナが有名だよね。
でもパラリティタンの生息していた白亜紀後期の頃、化石が発見された地域は原始的なマングローブが広がる海岸だったんだ。
化石が発見された地層や、パラリティタンと一緒に見つかった植物の化石から判明したそうだよ。
パラリティタンの特徴について
最後にパラリティタンの生態や特徴について解説していくね。
「皮骨」をもっていた
パラリティタンは敵から身を守るために「皮骨」を持っていたとされているんだ。
この「皮骨」というのはその名の通り、皮膚の中にある骨質性のものらしいよ。
現生の生き物だとワニの背中の尖った部分に皮骨が含まれているんだって。
カルカロドントサウルスに襲われることも
パラリティタンの化石には肉食恐竜に襲われた形跡があるんだ。
当時エジプトを含むアフリカに生息していたとされる、カルカロドントサウルスによるものだと考えられているんだよ。
まとめ:パラリティタンは体長約26~32メートル、体重約40~63トンと推測される「海岸の巨人」という意味の名前の竜脚類
以上がパラリティタンの大きさや学名の意味、特徴についての説明だよ。
マングローブが広がるエジプトなんて、今ではちょっと想像できないね。
- パラリティタン・ストロメリは白亜紀後期のエジプトに生息していた竜脚類の一種
- 体長約26~32メートル、体重約40~63トンと推定
- 属名の意味は「海岸の巨人」で、当時広がっていたマングローブに生息していたことが由来
- 種小名は以前エジプトで化石の発掘研究を行っていたエルンスト・シュトローマーに献名されたもの
- 皮骨を持ち、恐らくカルカロドントサウルスなどが天敵だったと考えられる