今回はシュノサウルスの体長や体重などの大きさ、学名の意味、そして特徴について解説していくね。
シュノサウルスはジュラ紀中期の中国に生息していた原始的な竜脚類の一種だよ。
学名「シュノサウルス・リィ」の意味は「蜀のトカゲ」で、昔の中国四川省の名が由来になっているんだ。
中型の竜脚類ではあるものの、しっぽの先に2対のトゲがあるこぶをもっているのが最大の特徴だよ。
詳しくは本文で紹介していくよ。
もくじ
シュノサウルスの基本情報
正式な学名 | シュノサウルス・リィ |
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学名の意味 | 蜀のトカゲ |
分類 | 竜脚形類 シュノサウルス科 |
時代 | ジュラ紀中期 |
体の高さ | 4メートル |
体長 | 8~15メートル |
体重 | 6~10トン |
食べ物 | 植物食 |
発掘地 | 中国 |
シュノサウルスの体長や体重などの大きさは?
まずはシュノサウルスの大きさや生息していた時代について説明していくね。
体長約8~15メートル、体重約6~10トンと推定
シュノサウルスは体長約8~15メートル、体重約6~10トンと推測されているんだ。
体高は約4メートルくらいなんだって。
竜脚類の中では中型に位置するそうだよ。
ジュラ紀中期の中国に生息していた原始的な竜脚類
シュノサウルスはジュラ紀中期の中国に生息していたんだ。
2足歩行をしていた原始的な竜脚形類からやや進化した、体が大きくなり4足歩行をするようになったグループに属しているよ。
シュノサウルスの学名の意味について
シュノサウルスの学名は「シュノサウルス・リィ」というんだ。
学名の意味は「蜀のトカゲ」
シュノサウルスの学名は「蜀のトカゲ」という意味なんだ。
「蜀」というのは中国四川省の三国時代の古い名前だよ。
「三国志」に出てくる「魏・呉・蜀」の1つといえば知っている人もいるんじゃないかな?
20体以上の化石が見つかっており、ほぼ全身の骨格が明らかになっている
シュノサウルスはこれまでになんと20体以上もの化石が見つかっているんだ。
竜脚類は頭骨が見つからないこともしばしばあるそうだけど、シュノサウルスは完全な頭骨さえも発見されているんだ。
原始的な竜脚類の中では珍しくかなり詳しく研究されている種類なんだって。
シュノサウルスの特徴について
最後にシュノサウルスの特徴や生態について説明していくね。
しっぽの先にトゲのあるこぶをもっていた
シュノサウルスはしっぽの先に約20センチ程度の骨質性のこぶをもっていたんだ。
そのこぶには約5センチほどの、2対になっているトゲがついていたことが分かっているよ。
しっぽにこぶがあるなんてまるでアンキロサウルスなどの装盾類の恐竜のようだね。
恐らくこのトゲのあるこぶで、肉食恐竜から身を守っていたと考えられているよ。
首は短く脚は長め
シュノサウルスは竜脚類の中では首が短めなんだ。
対して脚は長めだということが分かっているよ。
全ての足に5本の指があったことが確認されているんだって。
まとめ:シュノサウルスは体長約8~15メートル、体重約6~10トンと推測されている「蜀のトカゲ」という意味の名を持つ竜脚類
以上がシュノサウルスの大きさや学名の意味、特徴や生態についての説明だよ。
植物食恐竜は身を守るために驚くような進化を遂げるものが多いよね。
- シュノサウルスはジュラ紀中期の中国に生息していた原始的な竜脚類の一種
- 体長約8~15メートル、体重約6~10トン、体高約4メートルと推定
- 学名は「シュノサウルス・リィ」で意味は「蜀のトカゲ」
- これまで20体分以上もの化石が発見されており、最も詳しく研究されている恐竜の一種
- しっぽの先に2対のトゲがあるこぶをもつ