今回はスーパーサウルスの化石や学名の意味、体長や体重などの大きさについて解説していくよ!
スーパーサウルスは1972年、1996年にそれぞれアメリカで見つかった化石を元に研究が進められているよ。
学名は「巨大なトカゲ」という意味になるんだ。体長は20〜40メートル、体重は32〜50トンにものぼる大きな恐竜だったんだ。
詳しくは本文で解説してくね!
もくじ
スーパーサウルスの化石ついて
まずはスーパーサウルスの化石について解説してくね!
スーパーサウルスは二つの化石から研究されている
スーパーサウルスは二つの個体の化石が発掘されているよ。
・1972年、アメリカのコロラド州ドライ・メサ発掘地で発見
・1996年、アメリカのワイオミング州のジンボ発掘地で発見
それぞれ全身ではなくて、部分的に見つかっているもなんだ。
二つの個体の化石を合せることで、完全な形に近づけることができるんだよ。研究が進んでいるのはこのおかげなんだよ。
肋骨の内部に気嚢(きのう)がある
スーパーサウルスの化石の特徴として、肋骨の内部に気嚢があることが挙げられるんだ。これは鳥類の特徴でもあるし、竜脚類の特徴でもあるよ。
気嚢を持つことは、巨大な体を持つために必要なことなんだよ。どうしてかな?
まずひとつの理由として、効率的に酸素を取り込むことができるからだよ。体が大きいから、たくさんの酸素を取り入れることが必要だよね。
効率的に呼吸ができれば、体温をうまく発散することもできるんだ。体の大きな動物は体の中に体温がこもりやすいから、体温を発散する工夫がないと長生きできないんだよ。
それから気嚢のおかげで、軽くて強い骨格になるんだ。体が大きければ骨の数や大きさも大きくなって、重たくなることは想像できるよね。骨の中に気嚢があれば、軽くて強い骨格にできるんだよ。
スーパーサウルスの学名の意味について
学名の「スーパーサウルス」、この意味は、簡単に想像がつくよね!
学名の意味は「巨大なトカゲ」
「スーパー」は「とても」という意味、「サウルス」はよく恐竜の名前に使われているけど、もともとは「トカゲ」という意味だよ。
意訳すると「巨大なトカゲ」という感じかな。
当時見つかっていた竜脚類の中でも特に大きかった
スーパーサウルスは、名前の通りとても大きいんだ。当時見つかっていた竜脚類の中でも特に大きかったから、この名前が付けられたんじゃないかな。
スーパーサウルスの体長や体重などの大きさは?
最後にスーパーサウルスの体長や体重などの大きさについて解説していくね!
スーパーサウルスの体長は20〜40メートル、体重は32〜50トン
スーパーサウルスの体長は20〜40メートルほどだよ。体重は32〜50トンにもなるといわれているんだ。
首が長いから高い場所の植物も食べることができたんだよ。頭の高さは6メートルの場所にも届くと考えられているよ。
これは、2階建ての建物くらいの高さがあるんだ。すごく大きいよね。
大人のスーパーサウルスはもっと大きかった可能性もある
実は、発見されている化石は幼体ではないかと考える人もいるよ。だから、大人になるともっと大きいのでは?という意見もあるんだ。
その場合、全長は50メートルにもなるかもしれない。本当に巨大だね!
スーパーサウルスよりも、もっと大きな恐竜としては、アルゼンチノサウルスやパタゴティタンが挙げられるよ。
アルゼンチノサウルスは体長22〜45メートルと推定されているんだ。パタゴティタンは首を伸ばしたときの高さは15メートルにもなると考えられているよ。
まとめ:スーパーサウルスは特に巨大な竜脚類のひとつ
スーパーサウルスの化石や学名の意味、体長や体重などの大きさについて解説したよ。
今では考えられないような大きさの恐竜がいたなんて、おもしろいよね!
- スーパーサウルスはふたつの個体を合せて研究されている
- 肋骨に気嚢(きのう)があることで、体を大きくすることができた
- 名前を意訳すると「巨大なトカゲ」
- 体長は20〜40メートル、体重は32〜50トン
- 発見されている個体が幼体だった場合、成体は50メートルにもなる