ちから | |
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こうげき | |
ぼうぎょ | |
すばやさ | |
かしこさ | |
からだ |
名前の由来 | 3本の角のある顔 |
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分類 | 周飾頭類亜目角竜類 ケラトプス科 |
時代 | 白亜紀後期(約6,800万年前~6,500万年前) |
体の高さ | 2~3メートル |
体の長さ | 7~10メートル |
体重 | 最大6トン |
食性 | 植物食 |
発掘地 | アメリカのワイオミング、モンタナ、サウスダコタ、コロラド州と、カナダ・アルバータ、サスカチェワン |
もくじ
トリケラトプスの3つの特徴
- 最大90cmもある3本の角
- 幅2mの大きなフリルで首を守った
- がっしりパワー、ゾウよりもたくましい脚
特徴1 最大90センチもある3本の角
鼻の上に短い角が1本、目の上に長い角が2本。この立派で大きな角で襲ってきた相手と戦ったんだよ。トリケラトプスは草食だから、自分から他の恐竜を襲うことはあまりなかったと考えられるね。
特徴2 幅2メートルの大きなフリルで首を守った
大きなフリルは大型肉食恐竜に襲われたときに首を守るはたらきをしたとも考えられているんだ。ティラノサウルスに噛まれたフリルもたくさん見つかっているんだよ。このフリルは仲間を見分けるための役割をしていたとも言われている。
特徴3 がっしりパワー、ゾウよりもたくましい脚
トリケラトプスの頭は相当重かったことから、特に前足は丈夫にできていたと考えられているよ。でも体がとても大きく重たかったので、あまり早くは走ることはできなかっただろうね。走るスピードは時速10キロといわれている。
ツノやフリルはモテるため?
敵を倒すためだけでなく、仲間との力比べにも使っていた大きな角。
この大きな角や大きなフリルはかなりの重量があったのに、進化するにつれてどんどん大きくなっていったんだ。
一説によると、大きな角やフリルは異性を惹きつけるために進化したとも言われているんだよ。
怒ると怖いトリケラトプス
トリケラトプスは白亜紀後期に生息していた角竜類の中で一番大きい恐竜だったんだよ。
肉食恐竜は凶暴で、草食恐竜はおとなしいイメージだけど、実は肉食恐竜は空腹じゃないときは、無駄なエネルギーを使わないように他の恐竜を襲ったりはしないんだ。
逆に草食恐竜は常に襲われないように警戒しているから、怒らせてしまうと危険なんだよ。
実は存在しなかったというウワサは本当か?!
トロサウルスとトリケラトプスは同じ場所から見つかることが多かったことから、実はトロサウルスが大人になった恐竜がトリケラトプスではないかという意見もあったんだ。
だからもし同じ種類の恐竜だったら、学術的にトリケラトプスが存在しなくなってしまうんじゃないかって心配されたんだ。
でも、もし同じ種類だったとしても先に発見された種類の名前が残ることになっているから、トリケラトプスの名前がなくなることはないから安心してね。
まとめ|トリケラトプスはちゃんと存在する
以上、トリケラトプスについてでした!
トリケラトプスがちゃんと存在して安心したね!
- 学術的に先に発見された恐竜の名前が残るから、トリケラトプスの名前が消えることはない
- ツノは90センチ、フリルは2メートルもあった
- 大きなツノやフリルがあると異性にモテる
- 自分からは攻撃しないけど怒らせると怖い
- 速く走れたかどうかはわからない