おもしろ恐竜データ
ちから | |
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こうげき | |
ぼうぎょ | |
すばやさ | |
かしこさ | |
からだ |
名前の由来 | 屋根のあるトカゲ |
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分類 | 装盾亜目剣竜類 |
時代 | ジュラ期後期(約1億5,600万年前~1億4,400万年前) |
体の高さ | 2~2.5m |
体の長さ | 7~9m |
体重 | 最大2トン |
食性 | 植物食 |
発掘地 | アメリカ西部のワイオミングとユタ、コロラド州 |
パパ
剣竜の中では最大の恐竜なんだよ!
もくじ
ステゴサウルスの3つの特徴
3つの特徴
- 背中に並ぶ高さ1mの大きな骨板
- しっぽにある長さ60cm以上の4本のトゲ
- のどを守る骨のよろい
特徴1 背中に並ぶ高さ1mの大きな骨板
高さ1m以上の骨板は大きくても、厚みはそれほどなく、カミソリのように切れたわけでもないんだ。だから、肉食恐竜に襲われたときの防具にはならなかっただろうね。
りゅういち
背中に骨板があると実際よりも大きく見えるよね!
特徴2 しっぽにある長さ60cm以上の4本のトゲ
この4本の強力なトゲが唯一のステゴサウルスの武器なんだ。襲ってきた肉食恐竜の弱点を狙って、鋭いトゲのあるしっぽを振り回したのかもしれないね。
パパ
走るのが遅い代わりに、このしっぽで敵を追い払ったんだよ!
特徴3 のどを守る骨のよろい
のどの下に骨のつぶが集まったよろいがあって、弱点を守っていたと言われているんだ。
ステゴサウルスの背中の骨板は何のためにある?
ステゴサウルスの背中にある大きな骨板は襲ってきた敵をおどかしたり、仲間を見分けるための目印にしていたと言われているんだ。
また、それだけじゃなく体温調整にも使っていたという説もあるんだよ。
骨板の表面に細い溝がついていることから、骨板にたくさんの血管があった可能性があって、骨板が熱を吸収したり、放出していたかもしれないんだ。
パパ
骨板に送る血液の量を調整して、体温調整をしていたかもしれないと言われているんだよ。
オスとメスで背中の骨板の形が違う
ステゴサウルスの背中の骨板の形はオスとメスで違った形をしていた可能性が高いと言われているんだ。
オスの骨板は丸みをおびた形で、メスの骨板は縦長だった可能性が高い。
オスはメスにアピールするために大きくて丸みをおびた形、メスは敵をおどかすために鋭くて縦長の形とも言われているんだ。
ステゴサウルスは走るのがめっちゃ遅い
ステゴサウルスの走るスピードは時速7kmだったと言われているんだ。
身近なところで言うと子供が走るスピードと同じか、それより遅いくらいのスピードだよ。
肉食恐竜に追いかけられたときは、走って逃げることができないから鋭いトゲのあるしっぽで追い払ったのかもしれないね。
りゅういち
もしかしたら僕の方が走るの速いかもしれないね!
まとめ|背中の骨板には4つの役割がある
以上、ステゴサウルスについてでした!
背中の骨板の役割をまとめてみるよ!
背中の骨板の4つの役割
- 襲ってきた敵をおどかすため
- 仲間を見分けるための目印
- 骨板に送る血液の量を調整して体温調整
- オスは背中の骨板でメスにアピールする
りゅういち
襲われたときの防具にはならなかったけど、たくさんの役割があるんだね!