今回は肉食恐竜であるギガノトサウルスの化石や学名の意味、体長・体重などの大きさについて解説していくよ。
ギガノトサウルスの化石は1993年に、何と恐竜の化石発掘を趣味にしている人が見つけたんだよ。
学名「ギガノトサウルス・カロリーニィ」は前半の属名が「巨大な南のトカゲ」という意味で、後半の種小名が発見した人の名前から付けられているんだって。
体長は約13メートル、体重が約6.5~13トンと考えられている最大級の肉食恐竜だよ。
詳しくは本文で解説していくね!
もくじ
ギガノトサウルスの化石について
ギガノトサウルスは1993年にパタゴニアで化石が発見された、白亜紀後期に生息していた巨大獣脚類だよ。
アルゼンチンのパタゴニアで化石発掘を趣味にしている人が発見!
パタゴニアのネウケン州は1880年代ごろから恐竜の化石が発見されることで有名だったんだ。
しかも発見したのは大学などで働くプロの研究者ではなく、趣味で化石の発掘をしていたアマチュアの人なんだって!
全身の約7~8割程度の化石が発掘されている
ギガノトサウルスはなんと体の7割以上という大部分の化石が発見されているんだね。
研究の結果、頭骨が2メートル近くあるのにも関わらず脳はバナナ程小さかったと言われているんだ。
また集団で狩りをしていた可能性があること、走る時に時速40キロ近くあったということも分かってきたんだって。
ギガノトサウルスの学名の意味について
ギガノトサウルスの学名は体の特徴・見つかった場所・見つけた人の名前が由来になっているんだよ。
ギガノトサウルスの学名は「巨大な南のトカゲ」という意味
ギガノトサウルスの学名は古代ギリシャ語を組み合わせた合成語で、「巨大な南のトカゲ」という意味らしいよ。
その体の大きさと、南アメリカで発見されたことが由来になっているんだね。
種小名は発見した人の名前がつけられている。
代表的なものである模式種「ギガノトサウルス・カロリーニィ」の種小名「カロリーニィ」は、先ほど説明した発見者であるルーベン・カロリーニの名前からつけられたんだって。
ギガノトサウルスの体長や体重などの大きさは?
ギガノトサウルスはなんとティラノサウルスより大きい肉食恐竜なんだよ。
体長約13メートル、体重約6.5~13トンと推定
ギガノトサウルスは体長約13メートル、体重は約6.5~13トンあったのではないかと考えられているよ。
ティラノサウルスより大きいとされる獣脚類の恐竜
ティラノサウルスは体長約12.5メートルと推測されているから、それより少し大きかったと思われるんだ。
まさに名前通りの最大級の肉食恐竜だね。
まとめ:南米で発見された「巨大な南のトカゲ」という意味の名前をもつティラノサウルスより大きい肉食恐竜
以上がギガノトサウルスの化石や学名の意味、体長・体重についてのお話だよ。
ギガノトサウルスがモデルと思われるアニメ「ギガントサウルス」が有料チャンネルのディズニー・ジュニア及びディズニー・チャンネルで放送されているから、もしお家のテレビが見られるようだったらチェックしてみてね!
- ギガノトサウルスの化石は1993年パタゴニアのネウケン州で発掘された
- 化石の発掘を趣味にしているルーベン・カロリーニが発見した
- 学名の意味は「巨大な南のトカゲ」
- 模式種の種小名「カロリーニィ」は発見した人の名前が由来
- 体長約13メートル、体重約6.5~13トンと推測されるティラノサウルスより大きい獣脚類