今回はマプサウルスの体長や体重などの大きさと、学名の意味や特徴について詳しく解説していくね!
マプサウルスの体長は12メートル、体重は4〜5トンだよ!
学名の意味は「地球のトカゲ」なんだ。
アルゼンチンで発見された大きな群れで暮らす恐竜だよ。
詳しくは本文で解説していくね!
もくじ
マプサウルスの体長や体重などの大きさは?
まずはマプサウルスの体長や体重などの大きさについて!
体長は12メートル、体重は4〜5トン
体長は約12メートルで、体重は約4トンから5トンだよ。
同じ白亜紀後期に生息していたティラノサウルスやギガノトサウルスとほぼ同じ体長なんだ。
つまり大型恐竜というわけだね。特に頭が大きいことで知られているよ。
しかしほっそりとした身体つきということと、頭部の骨の中が空洞になっていた為に体重は軽かったんだよ。
ティラノサウルス、ギガノトサウルスと比べると1〜2トンは軽いんだ。
体重は軽いが頑丈な身体
頭部の骨は軽量化されていたけど、足の骨はとても頑丈だったんだ。
特に大腿骨と呼ばれる太ももの骨がたくましいんだ。脚の筋肉も発達していたと考えられているよ。
マプサウルスの学名の意味について
次に学名の意味について解説していくね!
学名の意味は「地球のトカゲ」
学名はマプサウルス・ロゼアエ(Mapusaurus Roseae)だよ。
マプサウルスの意味は「地球のトカゲ」なんだよ!「大地のトカゲ」と訳されることもあるんだ。
後半のロゼアエは、発見者がローズさんと言う名前だということと、発見地のアルゼンチンの地面が赤土なことが由来して学名に加えられたんだ。
発見地アルゼンチンの先住民族の言葉が由来
マプとは発見地であるアルゼンチンの先住民族、マプチェ族の言葉なんだ。彼らの言葉で「地球、大地」を表しているよ。
アルゼンチン中部の大地で発見されたことで命名されたんだね!
マプサウルスの特徴について
次はマプサウルスの特徴や生態について解説していくね。
今から約1億年近く前、白亜紀後期のアルゼンチンやチリに生息していた肉食の獣脚類だよ。
大きな群れで生活していた
あまり知名度の高くないマプサウルスではあるんだけど、白亜紀後期の南アメリカ大陸を支配していたんだよ。
その理由としてあげられるのは、大きな群れで生活していたことなんだ。
マプサウルスの化石が発見されるまで、大型の肉食恐竜は群れを作らずに1頭で行動していたと一般的に考えられていた。
けれど彼らの化石は同じ場所から成体、幼体と様々な大きさで発見されたんだ。
これは家族で群れをつくっていた確実な証拠なんだ!
大体の予想だと、肉食恐竜で10頭前後、草食恐竜で30頭前後の群れをつくるよ。
賢い頭をもっていた
始めに解説したようにマプサウルスは頭が大きいんだ。細い首に対してアンバランスにも感じるほどだよ。
そのため動きにくかったと考える研究者もいるんだけど、脳が大きく賢かったとも推測されているよ。
多くの場合、脳が大きいほどEQ値と呼ばれる知能指数が高いと言われているんだ。
EQ値1未満の角竜類に比べて、獣脚類は5以上はあったんだ。
マプサウルスは他の獣脚類に比べてみても頭の大きさは負けていないからもっと数値は高いかもしれないね!
まとめ:アルゼンチンで発見された「地球のトカゲ」という意味の名前をもつ頭部が大きくて賢い獣脚類
ここまでマプサウルスについて解説してきたよ!
- 体長は12メートル、体重は4〜5トン
- 体重は軽いが頑丈な身体
- 学名の意味は「地球のトカゲ」
- 大きな群れで生活していた
- 賢い頭をもっていた