今回はアンハングエラの体長や体重などの大きさと、学名の意味や特徴について詳しく解説していくね!
アンハングエラの体長は1.2メートル、体重は20〜23キロだよ!
学名の意味は「年老いた悪魔」なんだ。
詳しくは本文で解説していくね!
もくじ
アンハングエラの体長や体重などの大きさは?
まずはアンハングエラの体長や体重などの大きさについて!
体長1.2メートル、体重は20〜23キロ
体長は約1.2メートル、体重は約20〜23キロだよ。
翼竜の仲間の中でも大型なんだ!
翼開長は約4〜5メートル
両翼を広げるとなんと4〜5メートルもあるんだ。
現生の鳥の中でも巨大で知られているコンドルですら3メートルだから、とても大きいことが分かるね。
4番目の指が翼の先端まで長く伸びていて、翼全体を支えているんだよ。
アンハングエラの学名の意味について
次は学名の意味について解説していくね!
学名の意味は「年老いた悪魔」
学名はアンハングエラ(Anhanguera)だよ。その意味は「年老いた悪魔」なんだ!
発見地ブラジルの先住民族であるトゥピ族のもつ神話に出てくる悪魔の名前に由来しているんだ。
トゥピ語での悪魔「アニャンガ」に、古いを意味する「ェラ」を付けてアンハングエラとなったわけなんだ。
発見地ブラジルに因んだ名前
アンハングエラはこの翼竜のために新しく作られた言葉ではないんだ。
トゥピ族に侵入してきた開拓者ブエノ・ダ・シバウのあだ名であり、ブラジルのいくつかの地名にもなっているんだって。
化石が見つかったのがブラジル国内だけだったことからブラジルに因んだ名前が選ばれたんだ。
だけど実はイギリスでも似たような化石が発見されているよ。
アンハングエラと同種であるかはまだ分かっていないんだけど、もし証明されたらブラジルだけでなく広い生息域をもっていたことになるね!
アンハングエラの特徴について
今から1億年前の白亜紀前期のブラジルに生息していた翼竜だよ。
食性は魚で飛行しながら狩りをしていた
アンハングエラは肉食で主に魚を食べていたんだ。
ペリカンによく似たクチバシはとても大きくて、海中にクチバシを突っ込んで魚を食べるのに適していたよ。
空中を飛行しなから狩りをするスタイルだったんだって!
陸上ではゆっくりとしか歩けなかった
アンハングエラはとても大きな頭部とクチバシをもっているよ。
このように重量のある上半身に比べて下半身はあまり発達していなかったんだ。
さらに鳥類のように翼を完全に畳める仕組みではなかったこともあって、陸上では四つん這いで歩行するしかなかったんだ。
そのスピードもかなりゆっくりなものだったと考えられているよ。
まとめ:アンハングエラの体長は約1.2メートル、体重は約20キロの「年老いた悪魔」
ここまでアンハングエラについて解説してきたよ。ペリカンに似てクチバシが大きい恐竜だったね!
- 体長は約1.2メートル、体重は約20〜23キロ
- 翼開長は約4〜5メートル
- 学名の意味は「年老いた悪魔」
- 発見地は現在ブラジルだけ
- 歩行は苦手でゆっくりだった