今回はフタロンコサウルスの体長や体重などの大きさと学名の意味や特徴について解説していくよ!
フタロンコサウルスは体長26〜35メートル、体重は29〜50トンと推定されているよ。これはアルゼンチノサウルスにも匹敵する大きさだと言われているんだ。
学名は「巨大なトカゲ」という意味だよ。
詳しくは本文で解説していくね!
もくじ
フタロンコサウルスの体長や体重などの大きさは?
まずはフタロンコサウルスの体長や体重などの大きさについて解説していくね!
体長は26〜35メートル、体重は29〜50トン
フタロンコサウルスの体長は26〜35メートルもあるんだ。
体重は推定で29〜50トンにもなるよ。
全身骨格の70%が見つかっているので信憑性の高い大きさ
フタロンコサウルスは2007年、パタゴニアの北部、アルゼンチンのニューケンという場所で発掘されたんだ。全身の骨格の70%が見つかっているんだよ。
実は他の恐竜は、70%にも満たない骨格しか見つかっていないものも多いんだ。だから、体長は他の恐竜の骨格を参考に推定したものが多いんだよ。
フタロンコサウルスは比較的たくさんの骨が見つかったから、かなり信憑性の高い大きさだといえるね。
アルゼンチノサウルスに匹敵する大きさ
フタロンコサウルス以外にも大きな恐竜はたくさんいたはずだよね。フタロンコサウルスは他の恐竜と比べてどのくらい大きかったんだろう?
最も大きな恐竜だと言われているアルゼンチノサウルスやスーパーサウルスに匹敵する大きさなんだ。体の大きさはかなり大きい方だね。
フタロンコサウルスの学名の意味について
次にフタロンコサウルスの学名の意味について解説していくね!
正式な学名は「フタロンコサウルス・デュケイ」
フタロンコサウルスの正式な学名は「フタロンコサウルス・デュケイ」だよ。
「フタロンコサウルス」は「巨大なリーダートカゲ」という意味
サウルスは恐竜の名前でよく聞く言葉だよね。これはギリシア語でトカゲを意味しているんだ。
じゃあ、フタロンコは何語なんだろう?
これはマプチェ語だよ。アルゼンチンの先住民族、マプチェ族という民族が使っていた歴史の古い言葉なんだね。
マプチェ語で「フタ」は「巨大」や「巨人」を表す言葉だよ。マプチェ語の「ロンコ」は、英語では「チーフ」と訳すことができてリーダーなどを表している言葉だと考えられるよね。
つまり「巨大なリーダートカゲ」という意味になるね。
「デュケイ」は支援してくれた会社の名前に由来している
化石の発掘にはお金がかかるんだけど、デューク・エナジーという会社が実際に金銭的な支援をしたんだ。
そこで、デューク・エナジー社に敬意を表して、「デュケイ」という名前をつけることにしたんだよ。
フタロンコサウルスの特徴について
2007年に発掘された化石からわかったことはいくつかあるんだ。
ティタノサウルス科の一種と考えられている
フタロンコサウルスは坐骨、腸骨など腰回りの骨が広くて、よく発達しているんだよ。
アルゼンチノサウルスは脊椎にとげのようなデコボコがあるけど、フタロンコサウルスにはこの特徴がないこともわかっているんだ。
いろいろな違いがあるみたいだけど、すべての特徴をふまえるとフタロンコサウルスはティタノサウルス科の一種ではないかと考えられているよ。
これから研究が進むともっとたくさんのことがわかってくるかもしれないね。
白亜紀の地層から発掘されている
フタロンコサウルスは白亜紀の地層から発掘されているよ。
2007年の発掘では、フタロンコサウルスの化石と一緒に他の生き物の化石が見つかっているんだ。
魚や、ワニ類も見つかっているし、植物も見つかっているよ。だからこのあたりは、蛇行した川があったと考えられているんだ。
フタロンコサウルスは草食恐竜だけど、一緒に発見された植物がわかれば、どんな植物を食べていたのかもわかるよね。これから研究が進んでいったらおもしろいよね!
まとめ:フタロンコサウルスはアルゼンチノサウルスに匹敵する「巨大なリーダートカゲ」
フタロンコサウルスの体の大きさや学名の意味、特徴について解説したよ。
まだ発見されて間もない恐竜だから、これから研究が進んでいったらもっといろいろなことがわかるかもしれないね。
- 体長は26〜35メートル、体重は推定で29〜50トン
- アルゼンチノサウルスに匹敵する大きさ
- 骨格の70%が見つかっている
- 学名の意味は「巨大なリーダートカゲ」
- 白亜紀のティタノサウルス科の一種