今回はスピノサウルスの化石について、また学名の意味や体長・体重について説明するね!
スピノサウルスの化石は1900年代初頭にアフリカで見つかったものの、その後破損してしまったために研究がなかなか進まなかった歴史をもつんだ。
学名の意味は「トゲトカゲ」という意味で、体重は約16メートル、体重は約6トンくらいではないかと推測されているよ。
じゃあそのスピノサウルスについて詳しく解説するね!
もくじ
スピノサウルスの化石について
スピノサウルスの化石は1915年頃にドイツの古生物学者によってアフリカ大陸で発見されたんだけど、その後の研究は戦争によってなかなか進まなかったんだ。
100年近く謎の恐竜だったスピノサウルス
さっき言った通り、スピノサウルスは化石が見つかった後ドイツで研究されるはずだったんだけれど、第二次世界大戦の最中に攻撃に巻き込まれて破壊されてしまったんだ。
その後もなかなか保存状態の良い化石が見つからず、ずっとスピノサウルスについては謎のままだったんだ。
そして遂に2013年、およそ100年近く経ってようやく見つかった化石によって研究が進むようになったんだって。
ワニに似た特徴をいくつも持っていた
スピノサウルスはティラノサウルスと違い、スコミムス同様ワニのように細長い頭骨なんだよ。
また、鼻のあたりに水の動きを感じる為の器官があったり、歯の形などワニとよく似た特徴をいくつも持っていたんだ。
こういったことから魚を主に食べていたと考えられているんだ。
他にも、同じスピノサウルス科であるバリオニクスがイグアノドンを食べていたことから、恐竜も食べていたと考えられているよ。
スピノサウルスの学名の意味について
スピノサウルスの名前の意味は、その1番の特徴である背中の帆が由来だよ。
「スピノサウルス」の意味は「トゲトカゲ」
スピノサウルスといえば大きな背中の帆が印象的だよね。
その背中から伸びた大きくて長い骨がトゲのようだったから「トゲトカゲ」という名前になったんだって!
スピノサウルスの体長や体重などの大きさは?
スピノサウルスは体長16メートル前後、体重は6トンほどあったと推測されているよ。
ティラノサウルスより巨大なスピノサウルス
スピノサウルスは白亜紀前期から後期まで長く栄えた、最大級の獣脚類なんだよ。
ティラノサウルスの体長が約13メートルくらいだと考えられているから、それよりやや大きかった可能性が高いんだ。
ただ体重に関しては、骨密度を考えるとで21トンくらいあったのでは?という説もあり、定かではないんだって。
また、最近ではスピノサウルスは陸上では4足歩行していたとも言われているよ。
とても巨大な背中の帆の役割とは?
スピノサウルスの名前の由来にもなった背中のトゲのような骨はおよそ1.8メートルもあるんだ。
これが恐らく帆のようになっていたという説が今のところ最有力候補なんだって。
ただ何のためにこの帆があったはまだ正確には分かっていなくて、ステゴサウルスのように体温調節の役割をもっていた説と、筋肉の隆起による説の2つが有力候補に挙げられているよ。
まとめ:スピノサウルスは「トゲトカゲ」という意味の名前を持つ最大級の肉食恐竜
以上がスピノサウルスの化石に関してのお話や、学名の意味、そして大きさについてだよ。
まだジュラシックパーク3の映画を見たことない人は、とても面白いから是非見てね!
- スピノサウルスの化石は1915年頃発見されたが、その後戦争で破壊されてしまった
- 頭骨からワニと似たような特徴がいくつか発見された
- 背中の巨大な突起から「トゲトカゲ」という意味の学名がついた
- スピノサウルスの大きさは体長約16メートル、体重約6トンと推測される
- ティラノサウルスよりも大きい最大級の獣脚類と言われている