ちから | |
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からだ |
名前の由来 | マース川のトカゲ |
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分類 | 爬虫類 |
時代 | 白亜紀後期 |
体の幅 | 1.5m |
体の長さ | 11~18m |
体重 | 14~40トン |
食性 | 肉食 |
発掘地 | 北アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア |
もくじ
モササウルスの3つの特徴
- モササウルスは実は恐竜ではない?!
- 海中で最強!
- かたい貝もバリバリ食べる
特徴1 モササウルスは実は恐竜ではない?!
海の王者として有名なモササウルス。でも実は現代のトカゲやヘビの仲間、は虫類。恐竜じゃないんだ。海で生きるために、手足がヒレに進化したんだよ!
特徴2 海中で最強!
モササウルスはその大きな体、すばやい泳ぎ、強い歯で、海の支配者となった。それにとても凶暴で、よくケンカをしていたそうだよ!
特徴3 かたい貝もバリバリ食べる
アンモナイトやカメなどのかたい生き物を噛み砕いて食べていたんだ。歯はするどく、とても頑丈!モササウルスの歯型が残った貝の化石も見つかっているよ。
モササウルスは本当に史上最強の海中生物なのか?!
モササウルスは海で生きられるように進化した大トカゲだ。しかし大きさは、今のトカゲよりずっと大きく、最大で18m!くじらぐらい大きいんだよ。
それに体は大きくても、泳ぐのがとても速かった。しっぽのかたちは現代のサメににていて、高速で泳げるよう進化していたんだ。体をくねらせ、すばやく方向をかえることもできたんだよ!
さらにモササウルスはとても凶暴だったと考えられている。化石からはサメと戦った傷あとがたくさん見つかっているよ。
巨大で高速、凶暴なモササウルス。生き残っていれば今でも最強だろうね!
最強!なのに絶滅したのはなぜ?
海の王者モササウルス。しかし恐竜と同じころに、隕石の衝突によって絶滅してしまった。
隕石が落ちるまえ、モササウルスは浅いあたたかい海で、大きな魚や貝などを食べていた。
でも隕石が衝突すると、大津波で海はめちゃくちゃ。さらにまきあがったホコリが地球全体をおおい、海は暗く、冷たくなってしまった。モササウルスのエサとなる生き物がいなくなってしまったんだ。
大きな体で、たくさんの食事をしないといけなかったモササウルス。いくら強くても、エサがなければ生き残れなかったんだね。
日本の高校生がモササウルスの化石を発見!
モササウルスの化石は日本でも発見されているけど、その数は約40とまだ少なく、とても貴重。そのひとつを高校生が発見したんだ!
部活動で、大阪の地層の調査をしていた高校生が発見したのは、モササウルスのアゴの一部の化石。人の手くらいの大きさで、生え変わる歯のあとが残っていた。
この化石のおかげで、体長10メートル以上の国内最大級のモササウルスであることがわかったんだ。世界的にみても、すばらしい発見なんだよ!現在、化石は大阪市立自然史博物館におさめられている。全身骨格の発見がたのしみだね。