今回はパラサウロロフスの鳴き声や化石、体長や体重などの大きさについて詳しく説明していくよ!
パラサウロロフスは鼻から伸びた長いトサカが特徴的で、このトサカを利用して鳴き声を発していたと考えられているんだって!
1921年に化石が発見された植物食恐竜なんだ。
体長約10メートル、体重約4~6トンと推測される、鳥盤類では割と大型の恐竜だよ。
詳しくは本文で説明するね。
もくじ
パラサウロロフスの鳴き声について
まずはパラサウロロフスの鳴き声について解説していくね!
頭骨にあるトサカが鳴き声を出すための役割を担っていた
パラサウロロフスのトサカは鼻から伸びていて、中が管状の空洞になっているんだ。
これは金管楽器のように音を鳴らせる仕組みだったのでは?と考えられているんだ。
恐らくこの部分で鳴き声を出して、仲間とコミュニケーションをはかっていたんだって。
パラサウロロフスの鳴き声は肉食恐竜には聞こえにくかった可能性がある
このトサカから響かせる大きな鳴き声は低音で、肉食恐竜には聞こえづらかったのではないかと言われているんだ。
パラサウロロフスの化石について
パラサウロロフスの化石は主に北米で発見されているんだよ。
1921年に化石が発見された植物食恐竜
パラサウロロフスの化石は今のところアメリカのユタ州、ニューメキシコ州にカナダのアルバータ州といった北アメリカで発見されているようだよ。
白亜期後期に生息していた、鳥盤類の恐竜なんだ。
頭骨にあるトサカ状の突起が最大の特徴
パラサウロロフスといえば、頭にある長いトサカのようなものが特徴的だよね。
このトサカのようなものは鼻から続いていて、中が管状の空洞になっているんだって!
群れではなく単独で生活していた可能性がある
パラサウロロフスの化石は他のハドロサウルス科の恐竜の化石が沢山見つかっているのに対して、あまり発見されていないんだ。
こういったことから群れではなく単独で生活していたのではないかと言われているよ。
パラサウロロフスの体長や体重などの大きさは?
パラサウロロフスは体長約10メートルにも及ぶ、鳥盤類の中では割りと大型の恐竜なんだよ。
体長約10メートル、体重約4〜6トンと推定
パラサウロロフスの大きさは体長約10メートル、体重約4〜6トンと推測されているよ。
肩までの高さはなんと5メートル近くあったと考えられているんだ。
映画「ロスト・ワールド」を見ると大きさが一目瞭然!
パラサウロロフスは映画「ジュラシック・パーク」シリーズの2作目である「ロスト・ワールド」に出てくるんだ。
密猟者達に捕獲されているシーンなんだけど、人間と並ぶとその大きさがとてもよく分かるよ。
ちなみに「ロスト・ワールド」程クローズアップはされていないんだけど、同シリーズの他の映画でも植物食恐竜が登場するシーンではよく出てきているから是非探してみてね!
パラサウロロフスの学名の意味について
次にパラサウロロフスの学名について説明していくね。
「サウロロフスに近いもの」という意味の学名
パラサウロロフスの学名の意味は「サウロロフスに近いもの」なんだって。
実際のところサウロロフスとはそれほど近しくない
名前は「サウロロフスに近いもの」という意味だけど、サウロロフスはどちらかといえばハドロサウルスの仲間で、パラサウロロフスはランベオサウルスの仲間だから実はそれほど近縁種でもなかったんだって。
共にトサカのある恐竜だけれどパラサウロロフスのトサカは中が空洞なのに対し、サウロロフスのトサカは空洞ではなかったんだ。
まとめ:長いトサカから鳴き声を出す「サウロロフスに近いもの」という意味の学名の大型鳥盤類
以上がパラサウロロフスの化石や学名の意味、体長・体重などについてのお話だよ。
なんと特徴的な長いトサカは、以前は水中で息をするためのものだと考えられていたんだって。
研究が進むたびにそれまでの説が覆されたりして本当に驚きだよね!
- トサカを利用して低音で大きな鳴き声を出していた
- パラサウロロフスは北米で化石が発見されている白亜紀後期に生息していた植物食恐竜
- 鼻から続いて中が管状の空洞になっている変わったトサカがある
- 学名の意味は「サウロロフスに近いもの」
- 体長約10メートル、体重約4~6トンと推測される